待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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スペクタクル時代劇  真田十勇士

幕が下りても万雷の拍手は鳴りやみませんでした。総立ちとなった客席が一体となって、この公演を讃え、歓喜しているようでした。

戦乱の世、名将の誉れ高い真田幸村が、実は無口で平凡な武将だったという奇想天外なストーリーで始まる時代劇は、2014年に初演、今年東京・横浜を経て、いよいよ関西上陸。初日に兵庫県立芸術文化センターへ。

真田十勇士真田十勇士

映像と音響を駆使したダイナミックでスピード感ある展開、猿飛佐助を演じる中村勘九郎さんの軽妙で小気味良い身のこなしと早台詞、それに敵味方入り交じっての切れのあるど派手なアクション。美形の若手はなかなかの芸達者揃いだし、幸村役の加藤雅也さんや淀殿役の浅野ゆう子さんはさすがの貫禄で舞台をピリッと引き締める存在感。視覚・聴覚だけでなく嗅覚も刺激されます。

チケット販売開始から既に2ヶ月近く経っていたので、期待せずに残席情報を見てみると、何と前方の中央ブロック通路側が空いていました。これは行くしかない❗

始まってみれば、横の通路を何度も役者らが駆け抜けて、ギョギョギョッと目がテン。加藤雅也さんは真横に立ち止まって台詞を。美形がちょっと渋みを増していい感じです とにかく運動量が半端ではありません。余計なお世話でしょうけど、大丈夫?って心配になります。

めちゃくちゃ楽しいし刺激が強くて、う~ん、今日は5歳ぐらい若返ったみたい!? お値段以上のお値打ちです
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国立文楽劇場 聲明 (しょうみょう)

昨秋、あるお寺で本堂に響く荘厳な声明を聴いて感動。今回は劇場での公演ということで、どういうものかちょっと想像がつきません。

2016 国立文楽劇場 声明

声明(=聲明)とは、日本仏教の儀式や法要で僧侶が唱える声楽曲の総称。簡単に言えば、お経に節とリズムをつけたもので、天台声明が有名ですが各宗独自の声明があるそうです。近頃、シンプルにあるいは原始的に繰り返される音とリズムほど、根源的で魂を揺さぶり後を引くものはない、そんな風に感じています。

第一部は、「三井の晩鐘」で知られる滋賀県・大津の三井寺(長等山 園城寺)の声明。天台声明の中でも 『波濤が巖にあたり砕け、その波は再び勢を得て大海にひく如く』といわれる特徴ある「三井の怒り節」で曼荼羅供を。

第二部は、国産念仏門の最初の宗派、大阪府・平野区の融通念佛宗総本山 大念佛寺の声明で夕時勤行を。どちらも解説から始まり、厳かな演出があって、約3時間姿勢を正しながら聴き入りました。

煙となるまえに、こんな声明で見送られたら、穏やかにありがたく旅立てるような気がします。

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萬福寺音舞台

今年の第29回音舞台は、宇治の黄檗山 萬福寺で。毎年頑張って応募するも、去年一昨年と2年連続撃沈。尋常ではない競争率をかいくぐり、今年は何とか招待券を手にすることができました。

萬福寺音舞台

萬福寺音舞台萬福寺音舞台

15時からの座席指定券引き換えまで、日陰のない炎天下に並ぶこと1時間。その後萬福寺に参拝し、近くの茶店で時間をつぶして18時30分の開演を待ちます。

中国から渡来された開山・隠元禅師にちなんだ二胡の演奏や舞踊があり、村治佳織さんのギター演奏、そして最後に英国の歌姫、メゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンスさんが深紅のドレスで登場。噂にたがわぬ美声と美貌にうっとり。壮大な大雄宝殿をバックに、音楽と光が織りなす幻想的な夢の世界はあっという間に終了。祭りの後は暗がりに虫の音がただ響くばかり。

※この模様は、10/9(日)深夜0:30~1:24、MBS・TBS系で全国ネット放送。

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東儀秀樹 × 古澤巌 × coba 全国ツアー in KOBE

もう本当に、しびれました。演奏開始わずか5秒足らずで、ぐっとハートをわしづかみ。そう、今までずーっとこんな音楽を待っていたんだと、そんな気がして熱いものが込み上げてくるのがわかりました。

先週金曜日の神戸文化ホール、あたりが暗くなり始めた夕刻から開演されたのは、雅楽師の東儀秀樹さん、ヴァイオリニストの古澤巌さん、それにアコーディオニストのcobaさんのコンサート。ただものではない三人が繰り広げる、洒落た大人かっこいいライブです。

東儀秀樹×古澤巌×coba

胸の奥の奥にある一番やわらかなところを揺さぶる篳篥(ひちりき)の音色に、超絶のヴァイオリンとアコーディオンが、時に優しく寄り添うように、時に激しくぶつかるように重なり合って、重厚かつ軽妙な表現を深化。

三人三様のオリジナル楽曲は、充分に時を経て磨き上げた才能を、互いに讃えるがごとき絶妙のバランスです。もちろんそれぞれのソロ演奏も堪能。まるで極限に挑むかのような迫力に圧倒されました。

夏の疲れを引きずった心身に一撃を与えて、熱狂のうちに終了。 10日に発売されたばかりの東儀秀樹×古澤巌×cobaのミニアルバム『TFC55』は即買。秀逸です。

しかし、この疼くような感覚は一体何なんでしょうか・・・秋の夕暮に沈む日を眺めるときの、ヒリヒリとどこか切なく、それでも前を向いて進もうと湧き上がる想いにも似て。

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おお宝塚! 愛しのベルばら

特にフアンというわけではないけれど、たまには乙女チックなのもいいかなと、土曜日はご招待で宝塚大劇場へ。宝塚歌劇は今年で100周年とか。かつて一世を風靡した『ベルサイユのばら』がリニューアルされ『オスカル編』として再演中。

ベルサイユのばら

まずは宝塚ホテルの中庭を望むラウンジで、ライスシャワーの祝福を受ける新郎新婦を何組か眺めながら、アフタヌーンティーセットでゆるりと。そのあと早めに大劇場へと向かいます。

宝塚大劇場宝塚大劇場

開演前に100周年を記念した特別展示『宝塚歌劇の殿堂』も覘いてみました。歴代宝塚トップスターの顔写真がズラリと並んでいて、妙に懐かしく盛り上がります。舞台衣装もきらびやか。羽を背負いシャンシャンを持って虹色の階段の前でタカラジェンヌ気分を味わう体験コーナーもあって、この際だからと調子に乗りポーズを取って写真に納まります(が、もちろん公開は致しません)。

宝塚歌劇の殿堂宝塚歌劇の殿堂

幕が上がりました。レトロで安心の昭和な音楽、可愛くキラキラしたデコラティブな舞台。私たち世代にはちょっと気恥ずかしい少女漫画のストーリーでしたが、何と不覚にも二度ほどウルウル。特に宙組トップスター・凰稀(おうき)かなめさん演じるオスカルが、ペガサスに乗って空を飛ぶ場面は本当に華麗で素敵でしたねぇ。

そして「愛、それは甘く~ 愛、それは強く~」と、お馴染みの歌が流れる頃には、すっかりオスカルの魅力にハマっていました。さすが『ベルばら』、想定外の楽しさです 初演以来長きに亘り人気があるのも頷けます。

そういえば、社会に出たばかりの新入社員時代、初めての社員旅行で余興の出し物が、当時一大ブームを巻き起こした『ベルサイユのばら』。台本を作り合宿してまで練習し、当日はバリバリのアイメイクで皆を驚かせましたっけ。何であんなに夢中になれたのでしょう、熱い時代でした。

| その他♪ | 06:58 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画 『利休にたずねよ』

たまにはこんな映画をひとり静かに観るのも悪くないですね。今日は水曜レディスデイ。

思っていたより海老蔵さんが善戦してます。原作は知りませんが、亡くなられた団十郎さんとの親子共演ということもあり、どんな風に利休を演じているんだろうかと興味がありました。確かに所作は美しい。感情を抑えた含みのあるセリフがストーリーを引き締めています。

求道者が真理を極めようとするように利休も美を探究、美もまた真理、ということでしょうか。忘れていたお茶室の緊張感が蘇ってきました。あの時間が今ではとても懐かしい。

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東寺音舞台

9月14日土曜日、日はすでに落ち、西の空には深い茜色に染まった雲がたなびいています。ジリジリと近づく台風の影響か、湿った空気がまとわりつき汗ばむ夕刻。

東寺音舞台
                                                  プログラムより
ここは京都、都の南玄関口にある真言宗の総本山、東寺。およそ1200年前、平安遷都にともない建立され、弘法大師・空海が壮大な曼荼羅を表現して密教を伝えた寺院です。木造の五重塔は、日本一の高さを誇る京都のランドマーク。

東寺音舞台

今年も抽選に当たって幸運にもペア招待券をゲット、昨年に続き2度目の音舞台です。座席指定券引き換え時間より30分ほど前に到着するも、その頃には長蛇の列ができていました。受付で座席指定券やプログラム、万が一のビニールカッパを受け取った後、京都駅まで歩いて夕食を済ませ、そしてふたたび東寺へ。

舞台は金堂の南側。南大門との間のそれほど広くないスペースに、びっしりとイスが並べられています。ようやく7時に開演。今回、座席は真ん中よりやや後ろ。舞台が低い所為もあって、残念ながら出演者の姿は小さく時々捉えることができる程度です。

ふと見上げると、ライトアップされた金堂の見事な木組みを背景に、境内の大木もまたライトアップされて微風に枝を揺らし生きものようにうねっています。それはまるで今昔の静と動、あるいはあの世とこの世のように映るのでした。

オープニングは、夢幻華紋の幻想的でスケールの大きな楽曲から。魂に響く尺八の乾いた音色に引き込まれ、私はいつしか弘法大師・空海の苦難に満ちた生涯を思い浮かべ、ずっと寄り添ってきた甥でもある弟子の智泉が若くして亡くなったときに詠んだ「為亡弟子智泉達士嚫文」の一節を思い出していました。
   
哀しい哉  哀しい哉  哀れが中の哀れなり 
悲しい哉  悲しい哉  悲しみが中の悲しみなり 
哀しい哉  哀しい哉  また哀しい哉
悲しい哉  悲しい哉  重ねて悲しい哉


次は、京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏で、大和証券のCMでお馴染みの福原美穂さん。1曲目は随分緊張していましたね? ル ヴェルヴェッツは声楽科卒業の男性5人グループ。和製イル・ディーヴォを目指しているんでしょうか。やたらと声張り上げるので、マイクの音が割れて聞き苦しいんですが・・・

久し振りだったのが、華原朋美さん。ハリのあるよく伸びる声でさすがの歌唱力。ところが急に、自分に起こったこれまでの出来事を、場所柄もわきまえず小娘のように涙声で話し始めたのには驚きました。大丈夫でしょうか、この人。

ロシア出身のソプラノ歌手、エヴァ・マリさんは1曲目リベルタンゴで登場。透明感のある美しい歌声と表現力が素晴しい。もっといろんなジャンルの曲を聴いてみたくなります。そして最後は、寺尾仁志さんと、ヒューマンノートのたくさんのメンバーの人たち。

エンディングは出演者全員で、スタンドバイミーを熱唱。フィナーレに金銀の紙吹雪が打ち上げられて無事終了となりました。東寺音舞台は、10月14日(月・祝)9:55~10:50、MBS・TBS系で全国ネット放送されます。よろしかったらご覧くださいね。




この2日後、初めて聴いた夢幻華紋の『星発星宿』や『夢海路』、特に『光を探して人は彷徨う』のボーカルが忘れられず、アマゾンでアルバムを購入しました

夢幻華紋の公式サイトでちょこっと試聴できます。こちらからどうぞ。

| その他♪ | 22:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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サラ・ブライトマン in 大阪城ホール

木曜日は従兄のお供で、サラ・ブライトマンのコンサートへ 9年ほど前、初めて行ったラスベガスで、派手なネオンサインに興奮しながら、お上りさん丸出しでホテルベラージオ前の噴水ショーを食い入るように眺めていたとき流れていたのが、サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリの『Time to Say Goodbye』。 あまりに印象的で忘れられなくなりました。その後2009年、大阪城ホールで開催されたシンフォニー・ワールドツアーコンサートで、そのかっこよさに再び衝撃を受け大フアンに

そこそこ早めに着いたはずが、すでに大阪城ホール北玄関は人でいっぱい。今回は何とアリーナ席、しかも前から3列目のほぼ中央席! どうやってこんなチケットを手に入れたんでしょうね~ 周りにはギョーカイ人っぽい人たちがチラホラ。

幕が開くと、横いっぱいのバックスクリーンに宇宙をイメージした3D(?)CG。星や宇宙船が流れては消えていきます。そしてスモークが立ち込めるステージ中央、リフトの上で神秘的なシルエットを浮かび上がらせ登場したのが、女神のように神々しいサラ・ブライトマン。壮大な宇宙空間を、まるで一緒に浮遊しているかのような不思議な感覚に陥ります。

あー、なんて美しい歌声。柔らかく艶やかでのびやか。また時に小鳥がさえずるように愛らしい。今年1月に発売されたアルバム『Dreamchaser(夢追人)』をイメージする構成ながら、『オペラ座の怪人』をはじめ日本人受けするお馴染みの曲目をたっぷりと歌い上げてくれました。となりのトトロの『風のとおり道』なんかも絶品ですね。

ジャパンツアーのせいかダンサーも2名と少なく演出も地味でしたが、それでも十分に堪能できます。これで1万5千円は安い! どうかいつまでもこの歌声が聴けますように

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| その他♪ | 01:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夢の大覚寺音舞台 ♪

もう、それはそれは風雅でドラマチックな宵でございました。

京都の西方、旧嵯峨御所 大覚寺 門跡には、その日も清らかで高貴な風が吹いておりました。大沢池には、まだ所々に蓮の花が夏の名残をとどめ、逝く夏を惜しむかのようでございます。

その境内にある御影堂を背景に、石舞台の上に設えられたステージで、鮮やかに浮かび上がり繰り広げられる一夜限りの音楽の饗宴、大覚寺音舞台。それはまさに、時空を超えた天壌無窮の響きでございました・・・

大覚寺音舞台 大沢池

毎年初秋に、京都や奈良の名刹で開催される音舞台は、今年で25回目。数年前から飽きもせず応募するも、毎年なしのつぶてでした。そして今回、ようやく招待券を手に入れて、行ってきました大覚寺音舞台

天気予報は夕方から傘マーク。駐車場利用不可、雨天時ビニールカッパ利用とあり、覚悟を決めて電車で出発し、開演の3時間前(!)には大覚寺到着。並んで座席指定券に引き換えると、なんと中央左手の1列目。一時パラパラと雨は降ったものの青空が見えてきました。

第1ステージは17時30分から。宮川彬良氏が音楽監督を務め、『東洋と西洋が出会うとき』をテーマに、岩崎宏美、川井郁子、シェネル、アリス=紗良・オット、ZAZ、その合間にビッグバザールと多彩な顔ぶれです。

大覚寺音舞台 パンフレット 大覚寺音舞台 案内図

実力派揃いで幻想的なステージに感動しながら夢見心地でいると、あっという間にフィナーレに。アンコールがなくてちょっと残念でしたが、余韻を胸に、人気のない夜道を歩いて阪急嵐山駅へ。途中、渡月橋の上から桂川上流を眺めれば、鵜飼見物でしょうか、提灯を灯した何艘もの屋形船がゆっくりと進んでいるのが見えました。あー、やっぱり京都はいい!! すべてに幸運な1日でした。

大覚寺音舞台は、10月7日(日)深夜0:30~MBS毎日放送(JNN28局全国ネット)で放送されるそうです。よろしかったらご覧くださいね。映っていたらどうしよう・・・
(注)局によって放送時間が異なる場合があるらしいです。



会場で配られたパンフレットの中に、こんな言葉を見つけました。 今月30日の中秋の名月には、そっと思い出してみませんか。

         月落不離天
  つきおちて てんをはなれず   

            天空に見える時だけが月なのではない。
            見えなくなっても月は確かにそこにある。
            大切な人が亡くなっても、いなくなったのではない。
            見えなくなってもあなたを見守っているのですよ。


| その他♪ | 21:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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