待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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島原遊行 角屋・輪違屋

先週水曜日、台風16号西日本接近と予報が出ていましたが、軽く聞き流し、京都・島原へ。なんせ雨が避けて通る、最強の晴れ女コンビの道行きですから

まずは早々と腹ごしらえを。目的地のすぐ近くに中央卸売市場があると知って、これは安くて美味しい食事処があるに違いないと調べてみれば、’魚河岸 宮武’の評判がなかなか。けれど『大人の隠れ家』にもほどがある、わかりにくい店構え こういう時の執念と勘は抜群なんで、何とか混み合う前にお店に到着。11時を過ぎると行列ができる人気店でした。 

このあたりは島原と呼ばれていますが、正式地名は「西新屋敷」。江戸時代初期に六条三筋町から移転の際、その騒動が「島原の乱」のようだったからとは、よほどの混乱振りだったのでしょうね。柳の大木が風情を添える大門をくぐります。

島原大門 鍾馗(しょうき)さん
 
かつて歌舞練場を備え、歌や舞を伴う遊宴の町として栄えた花街。揚屋(現在の料亭・料理屋・宴会場)と、置屋(太夫や芸妓を抱え、揚屋に派遣)からなる「送り込み制」といわれる分業制がとられていました。誰もが自由に出入りできて、和歌や俳諧などの文芸も盛んだったということです。お店自体が娼妓を抱える歓楽のみの遊郭とは一線を画します。

最初は、創業以来320年以上続く、現存する唯一の置屋である「輪違屋」へ。現在はお茶屋として、4人の通いの太夫を抱え営業中というから驚きです。今回10年振りに’京の夏の旅’で特別公開されています。

輪違屋

中は、思ったより小ぢんまり。黒っぽい木床や板戸、それに階段が磨き上げられて艶々しています。1階のお座敷には新撰組・近藤勇の屏風がさりげなく置かれ、襖には太夫らが馴染みのお客に綴った手紙の下書きが。2階には襖に太夫の道中傘を大胆に貼りこんだ「傘の間」と、壁に本物の紅葉を散らすように塗りこんでかたどった「紅葉の間」。どちらもハッとするほど粋ですね。それに太夫が使う小部屋もありました。 ※2階撮影不可

輪違屋輪違屋

続いて、江戸時代に揚屋として栄え、次々と増築を重ねて間口30メートルを超える立派な表構えの「角屋」へ。現在は「角屋もてなしの文化美術館」として建物と所蔵美術品を公開されています。

島原 角屋もてなしの文化美術館

一度に沢山のお客をもてなすための広い台所、新選組・芹沢鴨の刀傷が残る大座敷とそこから臨む庭の臥龍松、特に贅を尽くした2階の7つの座敷はそれぞれ究極の職人技が光る豪華な特徴があって、細部までため息が出るほど実にお見事。並みの人では到底足を踏み入れることができない格式の高さ。タイムスリップしたような、何だかちょっと現実離れした雰囲気です。とにかく広くて迷路のようで、あちこちに見どころありすぎ  ※2階撮影不可

島原 角屋もてなしの文化美術館島原 角屋もてなしの文化美術館島原 角屋もてなしの文化美術館
島原 角屋もてなしの文化美術館島原 角屋もてなしの文化美術館
島原 角屋もてなしの文化美術館島原 角屋もてなしの文化美術館

こちらに足繁く出入りしていたという俳人でもある与謝蕪村の『紅白梅図屏風』を眺めていると、弟子・呉春の『白梅図屏風』が重なります。蕪村の辞世の句「しら梅に明る夜ばかりとなりにけり」に込めた想いを描いたという屏風絵です。そういえば、呉春の奥さんも島原の名妓だったとか。

この後は、大門を出て花屋町通の「菱屋」で手焼きの京おかき ’うすばね’ をお土産に。壊れないよう大事に持って帰ります。やっぱりこの日も雨とは無縁の一日でした
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| ◇京都 | 14:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おおおー

こんにちは。いつもお世話になっております。カルフールと呼ばれた過去のあるイオンに通う私です。おほほ。

うわあ。一般公開してくださってるのに敷居が高いー!一張羅を着て靴下履き替えて上がらないと失礼な所ですねー!
たまにはこういう京都に行こう。げーじつの秋は特別公開がてんこ盛り過ぎて、今回だけなのか毎年なのかの見極めが大変です。と言いつつ、栗と黒豆を求めて丹波へ走るんだろうな、食欲優先だから…。

| つねまる | 2014/10/04 21:28 | URL | >> EDIT

ほぉぉー

やっぱし! 超近いじゃないですか(^^)
なかなか上品な地域にお住まいですが、いつもアクティブでかなりワイルドですね!?

こちら一般公開中はいろんな人が来ていて、そんなに気が張ることはありませんよ。
どちらも2階がすごいのに写真撮れなくて残念でした。

これまで寺社に行っても狛犬とかスルーしていたけど、最近つねまるさんのお蔭で
興味がわいてきました。
今ミホミュージアムで秋季特別展「獅子と狛犬」というのを開催していますね。
来月あたり紅葉の頃に見に行こうかと思っています。

ところで、このブログ右側メニューにあるキャンドルをポチッとしたことありますか・・・

| まつよいぐさ | 2014/10/05 00:33 | URL |















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