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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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京都お花見 最終章

ソメイヨシノが花びらを散らす頃、遅咲きの桜を追いかけて、よもやの2日連続、怒涛のお花見へ。

まず1日目、天候は晴れ時々曇り。9時前に四条で待ち合わせ、原谷苑と呼ばれる洛北原谷にある村岩農園内のさくら園へ。そこは、満開の見ごろを迎えた八重ベニシダレが天上から降り注ぐように咲き誇り、地上ではユキヤナギやヤマブキ、ツツジやボケなどが色とりどりに咲き乱れて、まさに百花繚乱。まるで天国にさまよい出たかのようで、驚嘆のあまり言葉を失います。

原谷苑
原谷苑
原谷苑原谷苑 原谷苑

しばし夢うつつの境地。11時近くドッと混み始めたのを機に、次に旧御室御所と呼ばれる世界遺産・仁和寺へと向かいます。仁王門から中門、その奥にある金堂へと続く広々とした参道は『浄心の道』。俗世の迷いを捨て清らかな心持ちになりたいところですが、あいにくお花見客で賑やか過ぎ。

 仁和寺仁和寺仁和寺

先に御殿を拝観。渡り廊下を巡りながら、宸殿や書院の襖絵や贅を凝らしたしつらえや、借景を生かしたお庭を味わいます。そしていよいよ中門をくぐると左手に、白い雲が降りてきたかのような御室桜が満開でした。

仁和寺
仁和寺仁和寺仁和寺
仁和寺仁和寺

桜の間に渡されたスノコの道をゆっくり歩くと、ほんのりといい香りが漂っています。雲海のような桜の園から五重塔を望む景色は独特ですね。境内はシダレザクラやミツバツツジが彩りを添え華やか。

北大路界隈でランチのあと、15時から修学院離宮へ。こちらは、後水尾上皇の造営による松並木の道でつながれた上・中・下の三つの離宮からなる広大な山荘です。特に京都の山並みや市街を見渡し浴龍池を眼下に見る、上離宮からの眺めは目を見張る素晴らしさ。何度も訪れているので案内人の後ろに付かず離れず、のんびり楽しみます。時間通り1時間半で参観終了。
修学院離宮
修学院離宮修学院離宮
修学院離宮修学院離宮

さて2日目は、朝からシトシトと雨。中止かと思いきや、「雨もまた風情があっていいね」と友人でツワモノのアウトドアファミリーがのたまい、まさかのお花見決行。7時半に千里集合、京都・桂に向かいます。

まず中村軒でおやつ用に出来立ての草餅を買ってから桂離宮へ。こちらは後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により、王朝の美を凝縮して創建された別荘。9時から参観スタート。しっとりした空気を吸いながら、足元に気を付けて池の周りを巡り、様々な建物や趣向を凝らした庭園を眺めます。案内人が違えば、また新たな発見もあったりして面白いですね。

桂離宮桂離宮
桂離宮 桂離宮
桂離宮桂離宮桂離宮

1時間の参観終了後、急いで向かったのは、またもや原谷苑。そのあと、仁和寺。雨だというのに、どこも結構な人出。桜の花が雨に濡れてちょっと重たげです。

原谷苑原谷苑仁和寺

この日は北山界隈で京野菜のランチをゆっくりと。そして最後に向かったのは、相国寺内にある承天閣美術館。4日から『伊藤若冲と琳派の世界』展開催中。立派な展示室ですが、靴を脱いで上がるというだけでどこかリラックスできます。

承天閣美術館

常設の鹿苑寺大書院旧障壁画とともに目を引いたのは、同じく伊藤若冲・六曲一双の『群鶏蔬菜図押絵貼屏風』。まるで今描いたばかりのようにシミひとつない白い紙本に美しい墨の跡! とても200年以上前の作品とは思えないのは何故でしょう。

雨の中、2日目も無事終了。名残の桜に酔いしれた2日間でした。
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| ◇京都 | 23:45 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは
余りに美しい春の花々に、感動しました。
混雑が怖く、また何かと忙しい4月、なかなか京都に行くことがかなわないものですが、おかげでPCで堪能することができました。
ありがとうございます。

| bordeauxlyon | 2015/04/14 00:18 | URL |

まつよいぐさ

原谷苑の桜は本当に綺麗ですね。入苑料をもう少し下げて頂けると良いのですが、管理が大変なので仕方がないと思います。
原谷苑から仁和寺まで歩かれたのでしょうか?
私も御室桜を見てから原谷苑まで歩いたことがあります。20~30分かかった気がします。
承天閣美術館 私も良く行っていますが、ここの若冲は殆んど見たので今回はパスしています。

| 捨楽斎人 | 2015/04/14 18:43 | URL |

bordeauxlyonさん、こんばんは

京都は暖かくなる3月ぐらいから急に観光客が増えて
4月は外国からも押し寄せるので戦々恐々ですが、
行く場所と時間を選べば、実はそれほどではないのですよ(^_-)

とにかく朝が勝負です! 
一緒に行った人たちは久々に遠足に行ったみたいだと言ってました。
楽しんでいただけて嬉しいです。

| まつよいぐさ | 2015/04/14 22:24 | URL |

捨楽斎人さん、いらっしゃいませ

もうここは地上の楽園ですね。
毎年いろんな知人を誘って行くのですが、皆こちらの桜を見てボー然とします。

とにかく来る人が増えすぎて、近隣へ迷惑をかけまいと農園の方々は必死です。
きっといろいろ苦情があるのでしょうね。

今回仁和寺までは時間の都合でタクシーを利用しましたが、歩いている方も多いです。
途中ミツバツツジが咲いてきれいでしたよ。

私も承天閣美術館は見飽きた感があるんですが、初めての人には喜ばれます(^_^)
伊藤若冲の『動植綵絵』里帰りしないかしら・・・

| まつよいぐさ | 2015/04/14 22:41 | URL |

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2015/04/15 09:51 | |

写真だけでも素晴らしいのが良く分かります。
実際に見たら言葉が出ないでしょうね。

それにしても京都って、やっぱり凄い所ですね。

| miki | 2015/04/15 15:17 | URL | >> EDIT

mikiさん、お久し振りです

初めて行ったときはあまりに衝撃的すぎて、ポカーンとしてしまいました。
こんな桜の下に埋まって死にたいと思いましたよ。
今は連れて行った人たちが呆然とするのを横で見るのが密かな楽しみ(^^)

| まつよいぐさ | 2015/04/15 23:14 | URL |















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