待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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遠ざかる8月の炎天

9月を待たずに、季節が急転。足早に去っていったこの夏を振り返ります。

京都迎賓館参観

数年前、TVで紹介番組を見てから、絶対行きたい!たとえ姑息な手段を使っても何とか潜り込めないものかと念じていたところ、年に1回参観が実施されていると知り応募。昨年は落選するも今年は当選、晴れて参観が叶うことに。

当日京都は、最高気温39.1度を記録する猛暑。まずは1時からフォーチュンガーデン京都でランチを。京都市役所の北側にあるレトロな島津製作所旧本社ビルを生かした意外とリーズナブルなレストランです。

食後、このジリジリ焼けつく日差しの中、高瀬川沿いを散策。そして、いよいよ京都御苑内にある京都迎賓館へと向かいます。

今年は8月2日(日)~11日(火) に実施、10日間で合計13,000人が参観するということです。予め時間帯が決められていますが、時間内であれば自由に自分のペースで参観が可能。要所要所に説明係の方が立ち、過不足のない応対でした。

京都迎賓館 エントランス京都迎賓館京都迎賓館 截金
京都迎賓館
京都迎賓館

一番見たかったのは、人間国宝の故・江里佐代子さんが命を削るかのように製作した截金の大作。そして、長さ12メートルの漆の一枚仕上げの座卓と、同じく長さ12メートルの節のない杉の一枚板で造られた天井、川島織物セルコンや龍村の綴れ織り等々、数え上げればキリがないくらい様々な匠の技。

京都迎賓館京都迎賓館
京都迎賓館京都迎賓館京都迎賓館

建物自体はシンプルで、これ見よがしの派手派手しさがないせいか、一見して豪華という風ではありません。そういうものは西洋の物まねに過ぎず日本の伝統ではないからでしょうね。奥ゆかしく落ち着いた京ならではの空間です。

お庭の池には、新潟の山古志村から来たという錦鯉が優雅に泳いでいました。鮮やかな色にくっきりした模様が本当に美しく印象的。

◎政府インターネットテレビ「京都迎賓館」をご覧ください。⇒ コチラ

映画「ザ・テノール 真実の物語」&トークと演奏会

4月に引き続き、ザ・シンフォニーホールで104歳を迎えた日野原重明氏プロデュースの第2弾。甲状腺がんで声を失いながら日本人医師の手術で奇跡の復帰を遂げた韓国のテノール歌手、ベー・チェチョルさんを主人公とした日韓合作映画が上映されたあと、日野原氏や手術を担当された京大名誉教授である一色信彦氏のトークがあり、最後にベーさんの歌を聴きました。

奇跡の歌声に乗せて愛と生きる力をあなたに

感動的ではありますが2度目となると冷静になり、マイクを通して聴こえる歌声はどこか痛々しく、こうした支援なくして続けられるか余計な心配をしてみたり、これをもって日韓のわだかまりを払拭するかのような世界平和の提唱にちょっと違和感を覚えたり。

ミホミュージアム「若冲と蕪村」

京の都では琳派四百年を記念した各種イベントが開催される中、あえて生誕三百年という同い年の天才絵師、伊藤若冲と与謝蕪村をテーマとするあたりはさすが辻惟雄館長、などと勝手解釈しつつ滋賀・信楽方面へ。

若冲と蕪村若冲と蕪村若冲と蕪村

展示は素晴らしいけれど、代表作はほとんど観たことがあるものばかりで、贅沢な’おさらい会’みたいな感じと言えなくもない。近頃は蕪村の方が好みかも。

銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)

ミホミュージアムの後、野洲町にある銅鐸博物館へ。周辺は弥生の森歴史公園となっていて、古墳や復元された穴式住居が。高さ135センチという日本最大の銅鐸がお目当てだったのに、実物は東京国立博物館が購入し所蔵、こちらではレプリカを展示しているのだとか。

野洲銅鐸博物館パンフレット
銅鐸博物館パンフレットより
展示数が多く、また展示にも工夫があり、銅鐸への愛が感じられ楽しめる内容なんですけど、土曜日というのに来館は私たち以外1組のみ。う~ん、やっぱりちょっとシュールすぎるかな~

奈良・東大寺万灯供養会と春日大社中元万燈籠

お盆に夜一人で出掛けるのは何だかちょっと気が引けるし、日中の暑さにも恐れをなして、ズーッと行きたいと思いながらも毎年行けなかったけど、今年はエイヤッと出掛けてみました。

近鉄奈良駅を降りて、ひがしむき商店街を抜け三条通りを東へ。右手に猿沢池を見て春日大社の一之鳥居をくぐり直進、まずは戦没者の慰霊祭が行われている飛火野へ。慰霊祭が終わる8時頃、こちらでも点火されて炎が上がる中、見上げれば高円山に大文字が浮かび上がります。

盂蘭盆会 春日大社&東大寺盂蘭盆会 春日大社&東大寺盂蘭盆会 春日大社&東大寺
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送り火を見届けた後は、暗い参道を歩いて春日大社へ。何度も参拝しているのに、やはりこの日は特別、としか言いようがない幻想的な燈籠の灯りに、温かく包まれて心がほどけます。きっと一緒に来てるであろう家族や先祖の霊も、さぞかし慰められているはず。

盂蘭盆会 春日大社&東大寺盂蘭盆会 春日大社&東大寺
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続いて足早に東大寺へと向かいます。ライトアップされた南大門で金剛力士像に軽くご挨拶したあと、中門を左に回って西廻廊の入口から中へ進み、大仏殿を正面から眺めて思わず息を呑みました。

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人々の祈りが光の帯となって大仏さまへと繋がっています。何て荘厳なんでしょうか。灯籠に込められたたくさんの想いが、瞬きながら天に向かって昇華していくかのようです。

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お線香の煙が立ちこめる大仏殿では、低く読経が響く中、柔らかな光に照らされた大仏さまのお顔がいつもよりお優しい。その大きな懐に抱かれているような心地よさに、思わず時間を忘れてしまいました。

気がつけば、時刻は10時前! 主を待つ唯一の家族のもとにダッシュで帰宅。

大阪交響楽団 第87回名曲コンサート

ザ・シンフォニーホールで開催される「珍しい楽器の協奏曲シリーズ」と題した演奏会の5回セット券を購入しています。今回の楽器はハープ。じっくり音色を聴くのは初めてです。ゲスト奏者は、USA国際ハープコンクールで日本人初の銀メダルを受賞したという若き女性。

ハープが奏でる様々な音色、優雅な調べ… 演奏は素晴らしい、けど実に惜しい。ハープのイメージを覆す、その体育会系的な外見と所作。年配客は目を丸くしていました。演奏者もビジュアルは大事ですね。

◇モーツァルト    交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」 K.385
◇ヘンデル      ハープ協奏曲 作品4-6 変ロ長調            
◇メンデルスゾーン  序曲「フィンガルの洞窟」                
◇モーツァルト    交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」 K.504   


高野山大学フジキン小川修平記念講座 講演会

「宇宙の摂理への想い」などという壮大すぎるテーマを、科学と宗教の視点から語られる講演会が、今年は中之島の大阪国際会議場で開催されました。

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理解度はさておき、日頃聞いたことも考えたこともないような講演内容は、年に一度の軽い電気ショックのようなもの。難しいけど、キラリと光る言葉に出会えたりします。今回は一部レジュメも配布され復習に役立ちました。

『仏教などの宗教と近代科学の共通点は、宇宙あるいは自然界のさまざまな現象をあるがままに把握し、その現象にある事実性を原理としていることである。ただし、近代科学においては、その事実性は、普遍的必然的因果法則として示されることになるが、仏教などにおいては、その事実性の語っている・明らかにしている意味を観念的に取り出し、すぐれた智慧として悟ることになる。(高野山大学名誉教授 村上保壽氏)』 
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