FC2ブログ

待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

京都大原の里 のんびりお寺巡り

とある秋晴れの朝、洛北に向かって車を走らせます。これまで何度か訪れているのに、何故かほとんど記憶に残らなかった大原の里を、今日はじっくり歩いてみる予定。木漏れ日の中、呂川沿いの坂を上がっていきます。紅葉にはまだ間があるせいか人影はまばら。

大原 呂川  大原 律川

律川を渡って、まずは勝林院へ。山門からまっすぐ伸びた参道の先に、杮葺きの重厚なお堂が見えます。こちらは、平安時代中期に大原魚山流声明の根本道場として建立された天台宗のお寺。宝泉院や実光院は、勝林院を本堂とする坊(僧房)とのこと。

勝林院

正面には若々しいお顔で金色に輝くご本尊・阿弥陀如来坐像。その御手に繋がる五色の綱に触れてご縁を結びます。奥でひっそり佇む十一面観音菩薩像は、子を想う母のような慈愛に満ちた眼差しで、萎み気味の胸や差し出すような手のひらもどこか優しく、ことのほか心に沁みました。

勝林院

次に宝泉院へ。平成に造られたというお庭・宝楽園を散策。客殿では盤桓園を眺めながらお茶とお菓子をいただき、かの有名な額縁庭園を楽しみます。樹齢700年の五葉松が四方に枝を伸ばし、見上げれば山のような姿。客殿の外から見ると、確かに近江富士のようですね。

宝泉院宝泉院
宝泉院宝泉院宝泉院

宝泉院

続いて実光院へ。こちらも客殿から見えるお庭は額縁絵。庭園を歩くと、草花がたくさん植えられていて、もう不断桜が花を咲かせていました。

実光院実光院実光院
実光院

実光院を出て、ふと見ると御陵の門が開いています。こちらは後鳥羽天皇・順徳天皇 大原陵。偶然にも宮内庁の方がおられ説明を聞くことに。陵墓は近畿地方を中心に、北は山形県から南は鹿児島県まで458箇所あるそうで、そのうちの1府6県・151箇所を月輪陵墓監区事務所が管理されているそうです。知人に墓マイラーがいます。何が楽しいのか未だわかりません。が、何か神聖な場所です。

後鳥羽天皇・順徳天皇 大原陵

そして、大原といえば三千院。この辺りはちょっと賑やか。呂川と律川に囲まれた広い境内は青々とした苔が美しく、どこから見ても絵になる風景。こちらは最澄上人が延暦寺建立の際に草庵を結んだのが始まりとか。

三千院
三千院
三千院三千院三千院

今回一番のお目当ては、何といっても往生極楽院の『阿弥陀三尊像』。来迎印を結んだ阿弥陀如来が、迎えに立ち上がろうと腰を浮かして前かがみの観世音菩薩と勢至菩薩を左右に従えて、まばゆい光を放ちながら往生者を極楽浄土へと導くお姿。もう案ずることはないよと、苦しみから救い上げてくださるのです。

三千院 阿弥陀三尊像(パンフレットより)
三千院パンフレットより
三千院三千院三千院

呂川沿いの坂道を下ってバス停まで戻り、最後に寂光院へと向かいます。途中の雲井茶屋で遅いお昼ご飯を。ちなみにここの白みそアイスは濃厚で私好み。のどかな田園風景を抜け石段の下から見上げると、もみじのトンネルの向こうに山門が見えてきました。

寂光院
寂光院

こちらは聖徳太子が創建された尼寺とのこと。2000年に発生した火災のニュースは大変な衝撃で、ご本尊の痛ましいお姿が目に焼き付いています。現在は復元された本堂に、これまた見事に復元された鮮やかなご本尊・六万体地蔵尊が安置され、深い緑に包まれて何事もなかったかのように静かで穏やか。よかった。。 

高倉天皇皇后 大原西陵高倉天皇皇后 大原西陵

建礼門院は第三代の院主。源平の戦に破れて壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔い、終生をこの地で過ごされたそうです。お隣にある建礼門院の御陵・高倉天皇皇后 大原西陵にもお参りして、本日の予定を無事終了。大原の里を満喫しました。
関連記事

| ◇京都 | 07:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://matuyoi1203.blog.fc2.com/tb.php/259-efd2c35d

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。