待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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旧嵯峨御所大本山大覚寺で平安の香り体験 ~お香(薫物)に親しむ~

自宅で香りを楽しむ時間が増えてきました。若い頃は、ローズ系の優雅な香りが好みだったけど、今はゼッタイ心安らぐ和の香り! 京都に行くと、時々松栄堂さんや山田松香木店さんに立ち寄って、季節ものの匂袋やお線香を買い求めます。聞香(もんこう)も二度ほど体験。

実は家に使ったことがない香炉がいくつかあります。気まぐれに灰と炭を買って、香木(白檀)をたいてみました。が、う~ん何だか上手くいかない というわけで、先月末、京都市観光協会が主催する 『京都 千年の心得』 と題する人気体験プランに参加してきました。

渡月橋

阪急嵐山駅から渡月橋を渡り、ぶらぶらと竹林の小径を歩いて大覚寺へ。弘法大師を宗祖とする真言宗大覚寺派の寺院ですが、元は嵯峨天皇の離宮だったというだけに大変雅な佇まい。玄関で受付を済ませたら、拝観順路を外れて案内されたお部屋でお茶を一服いただきます。

2016 大覚寺1
大覚寺

そのあと通常非公開の書院・庭湖館に通されて、緋毛氈の敷かれた席に着きます。今回体験するのは、空薫(そらだき)。直接火をつけるタイプのお香ではなく、間接的に熱を加えるタイプのお香・薫物(たきもの)=練香(ねりこう)を使って、空間に漂う香りを楽しむもので、平安の王朝貴族に親しまれ、当時教養の一つだったとか。枕草子や源氏物語にも登場しています。

大覚寺 大覚寺

講師の方やお世話くださる方、それに机に用意された空薫セットも、すべて松栄堂さんでした。お香の歴史や種類、原料などについて伺った後、説明に沿って各々で空薫を始めます。まず、ライターで炭に火をつけ灰の上に置き、十分に灰を温めます。次に、炭から5mmほど離して灰の上に練香をのせます。たったこれだけですが、タイミングやお香の位置によって微妙に上手くいかないことも。

大覚寺

全員で空薫したせいで庭湖館は、複雑で奥行きのある香りで充満していますが、本来はほのかな香りでよいそうです。使用した練香・火箸・灰・炭のセットは持ち帰りでき自宅用に♪ このあと、お寺の方のご案内付きで大覚寺を参拝。雲行きが怪しくなってきたので、雨の降らない間に駅まで歩いて帰途に。

大覚寺
大覚寺
大覚寺

家に帰って早速木の空箱で空薫用の道具箱を作った私。週に1度はお香たいてます。嗅覚が試されるような繊細な香りが好きだし、炭がおこるのを待つ数分もいい。煙が出ず部屋を汚さないという利点も気に入ってます。

2016 空薫2
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