待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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箕面ハイク

お天気が良ければ時間を見つけて歩きたい明治の森箕面国定公園。休日のせいか、上りが続く府道豊中亀岡線には本格的なウェアに身を包んだサイクリング集団が列を連ねています。この日は政ノ茶屋に車を置いて、なだらかな自然研究路4・5号線を歩き勝尾寺までを往復。木漏れ日の中、柔らかい山道をスタスタ。

2016 箕面自然研究路1

| ◇北摂 | 00:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大阪市立美術館 デトロイト美術館展 & 天王寺動物園

自動車産業の隆盛と衰退の中で、工業都市デトロイトの美術館が守り抜いたヨーロッパ近代絵画のコレクションです。とはいえ、印象派やゴッホ・セザンヌ・ゴーギャン・マティス・モディリアーニ・ピカソなど、名だたる巨匠の作品はこれまで何回も展覧会で観ていますから期待度はそれほど高くなかったのですが。

デトロイト美術館展

デトロイト美術館展

ところが、『傑作の中から選りすぐりの名画が結集』と紹介されているのも納得。生き生きと生命感に溢れた力強い作品が多くて目を見張りました。評判が良いのか、平日にかかわらず入場者も多め。

この日正午になると気温は35℃近くまで上昇。それでも前から行きたかったお隣の天王寺動物園へ。

天王寺動物園
天王寺動物園天王寺動物園天王寺動物園
天王寺動物園天王寺動物園

後ろにそそり立つあべのハルカスとのコラボは都会的風景。でも、ライオンさんもトラさんもオオカミさんもみんな暑さにグッタリ。ほとんどの動物が少ない日陰に身を寄せてジッとして動きません かろうじて象さんのお食事タイムを見学。う~ん、こんなに歩き回ったのに物足りない。

| ◆大阪 | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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萬福寺音舞台

今年の第29回音舞台は、宇治の黄檗山 萬福寺で。毎年頑張って応募するも、去年一昨年と2年連続撃沈。尋常ではない競争率をかいくぐり、今年は何とか招待券を手にすることができました。

萬福寺音舞台

萬福寺音舞台萬福寺音舞台

15時からの座席指定券引き換えまで、日陰のない炎天下に並ぶこと1時間。その後萬福寺に参拝し、近くの茶店で時間をつぶして18時30分の開演を待ちます。

中国から渡来された開山・隠元禅師にちなんだ二胡の演奏や舞踊があり、村治佳織さんのギター演奏、そして最後に英国の歌姫、メゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンスさんが深紅のドレスで登場。噂にたがわぬ美声と美貌にうっとり。壮大な大雄宝殿をバックに、音楽と光が織りなす幻想的な夢の世界はあっという間に終了。祭りの後は暗がりに虫の音がただ響くばかり。

※この模様は、10/9(日)深夜0:30~1:24、MBS・TBS系で全国ネット放送。

| その他♪ | 01:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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May~Aug. '16 ④

でたどる8月の記憶。オリンピックで昼夜逆転、慢性の睡眠不足。


奈良 藤原宮跡 & おふさ観音 & 阿倍文殊院<8/3>

藤原宮跡
藤原宮跡藤原宮跡

おふさ観音
安倍文殊院

毎年出掛ける真夏のお気に入りコース。藤原宮跡の広い空の下で深呼吸。


茨木辯天宗花火大会 & 万博記念公園のイルミナイト万博<8/8>

万博記念公園
万博記念公園



2年連続中止だった花火大会が今年は実施されるというので、いつものように万博記念公園の東の広場へ。広々とした芝生の上に大きくシートを広げて、年に一度のケンタッキーフライドチキンとノンアルビール。枝豆のおつまみと、もちろんデザートのスイーツも。夜の公園は風が通って意外なほど涼しいのです。

8月の箕面滝道

2016 箕面の滝 8月

何とまあ、まだ朝の8時過ぎだというのにこんなに人がいっぱい


大阪交響楽団 名曲コンサート<8/27>

大阪交響楽団 第92回名曲コンサート


今年4月ミュ-ジックアドバイザ-に就任された外山雄三氏は、82歳という年齢を感じさせない矍鑠とした指揮。ピリッと引き締まった演奏で緊張感ありました。


METライブビューイング アンコール2016<8/27>

METライブビューイング 2015-16

この日の上映は、ヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』。アンナ・ネトレプコの圧倒的な歌唱力にくらくら。


兵庫 極楽山浄土寺<8/31>

 浄土寺
浄土寺

浄土寺
パンフレットより

終日晴れマークが並んだこの日、ひとり2時過ぎに家を出て車で兵庫の小野へ。共進牧場のソフトクリームで休憩したら、いざ浄土寺 阿弥陀堂へ。背面の蔀戸(しとみど)から夏の強い西陽が射し込むとき、床に反射した光が化粧屋根裏を茜色に染め上げて、その中央で快慶作国宝・阿弥陀三尊像が黄金に輝く来迎のお姿。ありがたさに息をのみ言葉を失う。

| 関西のたからもん | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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May~Aug. '16 ③

ことば少なに で振り返る文月は、体力勝負。


京都 法金剛寺 & 伊藤若冲生誕300年記念シンポジウム<7/1>

法金剛院法金剛院
法金剛院

若冲シンポジウム

法金剛院の蓮はまだつぼみ多し。シンポジウムはお目当ての辻惟雄氏が病欠。


信州 上高地~蓼科の<7/5~7>

上高地
上高地上高地上高地
上高地

蓼科
八島ヶ原湿原

宿泊は上高地の五千尺ホテルと、エクシブ蓼科。特に五千尺ホテルのバルコニー付きのお部屋は、梓川と河童橋が眼下に一望できる最高の眺望。梅雨空で穂高連峰は見えなかったけれど、久々の信州旅行はやっぱり楽し♪


大阪交響楽団 名曲コンサート<7/9>

大阪交響楽団 第91回名曲コンサート

いつもながらの安定した演奏。しかし、天才モーツァルトというけれど、未熟な私にはいまだその偉大さがピンとこず、ざんねん!


松竹座 七月大歌舞伎<7/12>

2016 七月大歌舞伎

NHKの『古典芸能への招待』で放映されているのを観て、急に行きたくなって一人で夜の部へ。初めて口上というものを観たけれど、役者同士の情に溢れた言い回しがいいですね~ 襲名披露公演は華やか。


祇園祭 前祭と 京町家・吉田家住宅<7/14>

函谷鉾函谷鉾 
函谷鉾
函谷鉾
函谷鉾函谷鉾函谷鉾

吉田家吉田家吉田家

祇園祭前祭
祇園祭前祭祇園祭前祭祇園祭前祭
祇園祭前祭
祇園祭前祭祇園祭前祭祇園祭前祭
祇園祭前祭

○○銀行の得意先向けイベント、京町家「吉田家」と山鉾見学に参加。函谷(かんこ)鉾に搭乗し拝観。美濃吉でランチの後解散。四条通でうちわと地図をゲットしたら、炎天下ひたすら山鉾を観て回り、暑さも時間も忘れる、初めての祇園祭。


佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ 公開リハーサル<7/20>

夏の夜の夢

抽選に当たって、公開リハーサルを見学に。今回のオペラはシェークスピア。何かいつもと違う感じ。


祇園祭 後祭と 京町家・杉本家住宅<7/22>

杉本家
杉本家杉本家杉本家
杉本家杉本家2016 杉本家7杉本家
杉本家

祇園祭後祭祇園祭後祭
祇園祭後祭祇園祭後祭 
祇園祭後祭祇園祭後祭祇園祭後祭

大学コンソーシアム京都が開講する京カレッジ 京都力養成コース京都学講座「京の文化遺産」を4月から受講。7月の実地講座「祇園祭 ハレの日のしきたり」は、重要文化財 杉本家住宅で 講師はもちろん杉本節子さん。メリハリのきいた素敵な方です。暑さに慣れて熱中症が心配な1日。


佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ 『夏の夜の夢』<7/26>

夏の夜の夢1

公開リハーサル見学で予習済みなので本番は雑念なく集中。前から5列目の中央席で、すぐに物語に引き込まれて魅了されました。でも…ハーミア役が捻挫とかで車いすに乗って登場したり、そのため演出が変わって動きがなくなったりと、ファンタジーなのにこれってどうなんでしょ。


京都国立博物館 夏期講座 『名品を旅する』<7/27~29>

嵐山
天龍寺
天龍寺
天龍寺
臨川寺
臨川寺

ここ数年毎年参加しているけど、今年のテーマが一番嬉しい。河鍋暁斎・狩野芳崖・狩野元信、そしてモネ。中日は天龍寺と臨川寺に特別参拝し、解説を聞きながら夢窓疎石のお庭を見学。


信州旅行 番外編 30kmオーバー一発免停 顛末記

人生どこに落とし穴があるかわかりません マイカー規制の上高地から沢渡駐車場まで乗ったタクシーの運転者さんが、「新島々駅を過ぎたら絶対40kmを超えないように」と、あれほど親切に教えてくれていたにも拘らず、前の車がひょいと左折したあと魔が差したんですね~その前の車に追いつこうとアクセルを踏んだ直後、警官が手招きして脇道へ。

結果は33kmオーバーで30日の免許停止。大阪に戻って2週間ほどしたらハガキが届きました。まず、大阪区検察庁交通分室に出頭。検察庁調室の主任捜査官から違反事実について確認があり、その後起訴されて、同じ建物内の簡易裁判所が書面審理をしたあと略式命令請求があり、区検察庁に罰金6万円を納付。これを略式手続というのだそうです。

そして、8月初めには門真運転免許試験場で違反者講習。8時45分集合で一旦運転免許証を返納し講習料13,200円也を支払うと、17時近くまでスケジュールびっしり。実車運転・各種適性検査・「ルールとマナー」についての講義、最後に筆記試験。何とか無事終了して免停は29日短縮となり、運転免許証が手渡され翌日から運転可能に。

事故を起こすよりマシです。日頃の心掛けも悪かったと反省してます。多少適性には難がありますが、この前歴が消えるまで1年間、とにかく制限速度厳守で無事故・無違反頑張ります。。

| 関西のたからもん | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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May~Aug. '16 ②

引き続き、ブログだけどインスタグラム 風に


京都 相国寺承天閣美術館 『森田りえ子展』<6/6>

森田りえ子展

現代と近世が華麗に交錯。夕方近く、森田りえ子氏ご本人が会場に。落ち着いた大変お美しい方でした。


○○生命ご招待 津軽三味線ライブショー in 川西<6/9>

津軽三味線ライブショウー

どこか懐かしい ’ショー’ という響き。ここには昭和が生きていました。


高槻市 今城塚古代歴史館と古墳群<6/14>

今城塚古墳
今城塚古墳今城塚古墳 

闘鶏野神社闘鶏野神社

新池ハニワ工場公園
新池ハニワ工場公園 新池ハニワ工場公園

太田茶臼山古墳

京博ナビゲーター(私)が担当する「さわって発見!ミュージアム・カート」で、新たに三角縁三神三獣鏡の精巧な複製が追加登場。古墳時代にワープすべく自主研修に。この日のコースは、今城塚古代歴史館(入場無料! ボランティアガイドさんの説明あり)→今城塚古墳→闘鶏野神社→番山古墳→新池ハニワ工場公園→太田茶臼山古墳。高槻って、面白い。


6月の箕面滝道

箕面の滝 6月


大阪市立東洋陶磁美術館 『宮川香山 特別展』<6/21>

宮川香山展
宮川香山展宮川香山展

超絶技巧の高浮彫は、単眼鏡必携の細密な表現。このほとんどが田邊哲人氏なる個人のコレクションとは驚き。


京都 建仁寺 両足院<6/27>

建仁寺両足院
建仁寺両足院建仁寺両足院

夏の気配が近づくと無性に恋しくなる半夏生。ひっそりと水辺に佇む佳人の白き横顔にも似て。


京都 大徳寺 聚光院 & 堂本印象美術館<6/29>

2016 大徳寺聚光院1
2016 大徳寺聚光院22016 大徳寺聚光院3

2016 堂本印象美術館

天気予報が雨だったせいか、聚光院はたった5名でじっくり拝観。案内係の方の説明がよどみなくきれい。しかし、何で格子が波打っているのだろうか。

| 関西のたからもん | 22:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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May~Aug. '16 ①

長らくの休止を経てボチボチ復活、ブログだけどインスタグラム 風!?


奈良 薬師寺 玄奘三蔵会大祭<5/5>

薬師寺
薬師寺 玄奘三蔵会大祭薬師寺 玄奘三蔵会大祭
薬師寺 玄奘三蔵会大祭
薬師寺 玄奘三蔵会大祭

伎楽『三蔵法師求法の旅』を招待客が座って観覧。三蔵法師役は東儀秀樹氏。篳篥による奉納演奏も素晴らしく、やまとにいにしえの風が吹く。


神戸市立博物館 『鶴亭展』と香雪美術館 『三岸節子展』<5/6>

鶴亭展
鶴亭展鶴亭展
三岸節子

久々にとびきり自分好みの絵師と出会い感動。その名は鶴亭。縦長の構図が秀逸すぎて、何度も作品の前を行ったり来たり。


京都国立博物館 『禅展』 好評継続中

京博 禅展
京博 トラりん京博 トラりん

禅展だけど、虎づくし。出動前なのにトラりんは愛嬌たっぷり♪ 可愛いっ!


京都一周トレイル 東山・伏見深草コース<5/23>

桃山御陵
伏見桃山城堂本印象の鳥居東山トレイル
堂本印象の鳥居
大岩山展望所
伏見稲荷大社

出遅れた山ガール的な、ちょっと本気のウエアを揃えて山歩き。この時期すでに日差しは強く、ほとんどすれ違う人もなし。コースは、桃山御陵→伏見桃山城→伏見北堀公園→大岩山展望所→堂本印象の鳥居→大岩街道(伊藤軒でランチ)→深草→鳴滝大神分岐→伏見稲荷大社。


嵐山 松籟庵&保津川下り<5/26>

保津川下り
松籟案庵

居ながらにして季節のきらめきに包まれる風雅な松籟庵の一室。保津川を見渡す絶景。さりげないけど、行き届いた心配りのお料理も好き。


5月の箕面滝道

2016 箕面の滝 5月

| 関西のたからもん | 00:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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奈良・葛城山のツツジ 2016

ゴールデンウィーク最後の日曜日は、意を決して葛城山へ。とはいえ、今回は山ガールもどきの振りして山を登るわけではなく、往復ロープウェイ利用の軟弱コース。ただし、ツツジの見ごろを迎えた快晴予報の日曜日、混雑を避けて早朝6時に千里を出発!

南阪奈道路を下りたら、櫛羅の交差点手間のコンビニで朝食用のおにぎりを。間もなくロープウェイ葛城登山口駅の大駐車場に到着。まだ空きはありますが、それでも結構先客が。7時20分発のロープウェイで葛城山上駅へ。

葛城山

ひんやりした山の空気が心地良いけれど、いまだ目覚めぬ身体にはちょっとしんどい上り坂を十数分歩いたところで、いきなり目に飛び込んでくる鮮やかな景色は圧巻! この醍醐味は来てみないとわかりません

葛城山

ベンチに座ってまずは朝食を。まだつぼみの木もありますが、山の斜面はヤマツツジの朱色に染まっています。その向こうには、まるでツツジを引き立てるように連なる深い山の緑。つくづくと我が身の幸せを感じる眺めです。

葛城山

斜面を下って、下から朱色の山肌を見上げたりしながら、ゆっくり回遊路を一周します。見る角度や時間でツツジの色が変化して見飽きませんね。そして標高959.7メートルの葛城山頂にも行ってみます。

葛城山

葛城山

葛城山

時刻は10時を少しまわったところ。続々と家族連れがやってきます。それに比べ中高年グループは少なめ。どこかの新聞社でしょうか!? 頭上ではセスナ機が旋回しています。ロープウェイで登山口駅まで下りると、誰も並んでいる様子がなくて拍子抜け、と思ったら駐車場では20台以上の車が列をなしていました。

この後、車で20分ほどの明日香にある飛鳥寺へ。こちらは、蘇我馬子が発願し596年に創建された日本最古のお寺。元は大伽藍だったということですが、2度の火災により焼失。現在はひっそりした佇まい。

小さな本堂いっぱいに、継ぎはぎだらけで満身創痍の飛鳥大仏が、光背もなく白い壁を背に座っておられます。渡来人仏師・鞍作止利作で、独特の面長なお顔に、厳しい風雪に耐えながらもわずかに笑みを浮かべ、遠くを見ているような杏仁形の大きな眼。だけど、どこか人間味のある表情に見えるのは何故でしょう。

飛鳥寺

飛鳥寺 飛鳥寺

お昼は今年初の三輪そうめんを。そして、帰路に。久し振りに早起きしたので、眠くて堪りません

| ◇奈良 | 14:37 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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三室戸寺のツツジ & 平等院

GW直前の水曜日、久し振りに京都・宇治へ。まずは三室戸寺から。雨雲接近中で空はどんよりしているものの、しっとりした空気が心地良い。最初に出迎えてくれたのは谷間に響き渡るウグイスの澄んだ鳴き声!

三室戸寺三室戸寺
三室戸寺

山門をくぐると、右手に鮮やかなツツジ園が見えてきましたが横目で通り過ぎ、とりあえず先に本堂へお参りに。静かな境内の鐘楼で鐘を一突きしたら、お待ちかねのツツジ園へ。

三室戸寺三室戸寺
三室戸寺
三室戸寺

三室戸寺

満開の手前の、青葉が入り混じった優しげな表情をしたツツジです。満開になると息苦しいほど鮮やかになるけれど、これくらいもいいかも。

中村藤吉本店で茶蕎麦&スイーツの後、平等院へ。こちらは関白・藤原頼通が父・道長の別荘を寺院に改め創建。ご存じ10円玉のデザインですね。表門をくぐると藤棚が見えてきました。

平等院平等院
平等院

平成26年に大規模な修理を終えた鳳凰堂は、落ち着いた渋い朱色が格調高く、左右に羽を伸ばした姿は典雅の極み。小雨がぱらつくせいか、すぐに鳳凰堂内部の拝観もできました。

平等院

一番のお目当ては、ご本尊・阿弥陀如来坐像。当時一世を風靡した人気の仏師・定朝によって平安後期に造られた、現存する唯一確実な定朝仏です。優しく丸みのあるお顔と体躯に、薄く張り付くような衣と柔らかな衣文。二種の光背を背負い、二種の天蓋で荘厳されて金色に輝いています。天変地異が続き末法思想が広がったこの時代に、さぞかし救いと安らぎをもたらしたことでしょう。

鳳翔館では、創建当時を再現した極彩色の壮麗な鳳凰堂内部のCG映像を見て、鳳凰堂から移された26体の雲中供養菩薩像、梵鐘や鳳凰1対などを拝観。美しい展示で、間近で細部までじっくり見ることができます。韓国人観光客親子が1万円札を取り出して、鳳凰と見比べていたのが可笑しい。

この日はそれから小雨が降り止まず、一応目的は果たしたので、参道でお土産を買ったら早めに帰途に。

| ◇京都 | 00:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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京都国立博物館 特別展覧会 『禅 ―心をかたちに―』

今月12日(火)から京都国立博物館の平成知新館で、臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱を記念した特別展覧会が開催されています。遠諱(おんき)というのは、50年ごとに行われる法要のことで、回忌と言わずに遠諱というのだそうです。

京都国立博物館 禅展

およそ1500年前、お釈迦様(仏陀釈尊)から数えて28代目にあたる達磨大師(菩提達磨)によってインドから中国へ伝えられた禅の教えは、その後すぐれた弟子らに受け継がれ発展。なかでも臨済禅師(臨済義玄)が確立し宗祖となった臨済宗・黄檗宗はもっとも栄えました。

やがて鎌倉時代に日本にも伝えられて武家をはじめ天皇家や公家の間に広がり、室町時代に全盛期を迎えますが、応仁の乱によって衰退。江戸時代になると日本臨済宗中興の祖・白隠禅師(白隠慧鶴)が禅画を描いて民衆への布教を行い、人々の生活やその後の文化に大きな影響を及ぼすことになります。

お釈迦様は、難行苦行しても救いの道を見出すことができなかったけれど、あらためて菩提樹の下で座禅を行うと、ついに悟りの境地に達したといわれています。禅宗は、このお釈迦様の悟りの内容を自ら直接体験することを目的としていて、たとえて言えば、自転車に乗ろうとしたら、どんなに説明を聞くよりも、実際に自分で乗ってみて初めて乗り方がわかる、というのと同じなんですね!?

言葉や文字によらず、特定の経典によることもなく、師から弟子へ心から心へと伝え、自分の心の中には仏心があるということを、まっすぐに指し示し悟りを得るという四つの教え 『不立文字(ふりゅうもんじ)教外別伝(きょうげべつでん)直指人心(じきしにんしん)見性成仏(けんしょうじょうぶつ)』を特徴としています。

今回は、臨済・黄檗両宗十五派の全面協力で、頂相(禅僧の肖像画)や仏画、書画、工芸など、国宝約20点・重文約100点を含む約220点を展観。しかも会期中は、十五本山僧侶によるロビー講話、坐禅会(イス坐禅+講話)、茶会(四頭茶会の実演)、声明、狂言などイベントが盛り沢山! 禅の真髄に触れる貴重な機会として楽しめますので、ぜひご参加ください。

京都国立博物館 禅展
 
2016 京博 禅展 ロビー講話

さらに、私たち京博ナビゲーターによる『くじで出会う 禅のことば』と題したワークショップも毎日開催。くじで引いた禅語を、心を落ち着けて意味を考えながらお手本を見て筆ペンで書き写すというものですが、最後に解説コーナーがありますので、しっかり禅の心をお持ち帰りくださいね。作務衣や腕カバーもご用意しています♪

2016 京博 禅展 ワークショップ

何だか難しそう…などと頭で考えず、まずは体験してみることです。800年の昔から師資相承(=ししそうじょう・師から弟子へと直接受け継いでいくこと)され現在に至る禅の教えは、きっと誰のDNAの中にも刷り込まれているはず。心を研ぎ澄ませば、あ~なるほどって感じられる一瞬がきっとあると思います。

そして京博の禅展のあとは、ぜひとも禅寺に足を運んでみましょう。只今京都市内を中心に、8つの本山寺院をはじめとした臨済・黄檗宗寺院65ヵ所で『春の京都 禅寺一斉拝観』と銘打ち公開実施中。新緑がまぶしいこの季節は、特に庭園が息をのむほど美しくておススメです。いずれも5月22日(日)まで。

春の京都 禅寺一斉拝観


京都国立博物館 臨済禅師1150年 白隠禅師250年遠諱記念 禅 ー心をかたちにー
公式サイト 臨済禅師1150年 白隠禅師250年遠諱記念 禅 ー心をかたちにー
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| 京博ナビゲーターだより | 21:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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