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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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初冬の葛城古道 一言主神社~高鴨神社

きっかけは、11月24日まで京都国立博物館で開催された特別展『佐竹本 三十六歌仙絵と王朝の美』でした。

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三十六歌仙の一人、小大君が詠んだ歌『岩橋の 夜の契りも 絶えぬべし 明くる侘びしき 葛城の神』を、ワークショップで紹介するうちに、京博ナビゲーターの仲間内で葛城の神に会いに行こうということに。

僅かに紅葉が残るものの落葉が盛んな今年一番の冷え込みという日に、奈良の御所へ。葛城古道に点在する寺社を車でめぐります。まずは、葛城一言主神社から。願いを一言だけ聴いてくださる神さまが祀られています。樹齢推定1200年の御神木 乳銀杏はほとんど落葉。

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古事記によれば、葛城の山に狩りに出掛けた雄略天皇一行が自分達とそっくりな一団と出会い何者かと問うと、「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言主の大神なり」。そうと知って、太刀や弓矢、また一行の身につけていた衣服も献上したとのこと。

それほどの神さまなのに、役行者から葛城山と金峯山寺に橋を架けるように命じられ、しかも容貌が醜いのを恥じて夜しか働かず橋が完成しなかった、なんて説話があるのですね。その説話をもとに詠まれたのが先の小大君の歌で、葛城の神とは一言主の神のこと。

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早めのランチのあと九品寺に行く予定をすっかり忘れて、高鴨神社へ。こちらは素戔嗚命の11世孫・大鴨積命を祖とする大和の豪族・鴨族の発祥の地で、全国鴨(加茂)社の総本宮。

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ご祭神 阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかひこねのみこと)は大国主命の子で、国譲りを迫る天照大神が遣わした天若日子(あめのわかひこ)の娶った下照比売(したてるひめ)の兄。高天原に背いて亡くなった天若日子の葬儀の際、そっくりだったため間違えられたことに腹を立て剣を抜き喪屋を破壊して飛び去ったということです。

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このあと高天彦神社へ。紹介に『神さびた』とあるので期待していたのに修理中で、残念。

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次に橋本院へ。周辺には高天原伝承地が。扉越しに長谷寺式の十一面観音菩薩像を拝観。お庭にはヒカンザクラが満開でした。

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狭い道幅に難儀しながら、葛城古道を外れて葛木御歳神社へ。上鴨社が高鴨神社で、中鴨社が葛木御歳神社。下鴨社が鴨都波神社だそうで、三社お詣りに行きたかったのですが、時間の都合でこれまで。

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皆を駅まで送り届けた帰りの日没直前、ひとり神武天皇陵へ。即位された天皇皇后両陛下が先月参拝されたばかり。無事即位されたことに感謝し手を合わせました。(私ごときが僭越!)
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| ◇奈良 | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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奈良 春日原始林遊歩道~若草山山頂 紅葉だより

いつものウォーキングコース・箕面滝道は、この時期それはもう大混雑。特に土日となれば駅前から紅葉狩りの人・人・人で埋め尽くされます。そんなわけで、12月初めの日曜日は昨年見つけた紅葉ハイキングの超穴場へ。

8時前に家を出て、奈良の春日大社へ向います。お詣りを済ませたら、春日奥山遊歩道登り口から春日大社の神山・春日山へ。そこは千年以上伐採が禁じられ手つかずの自然が残る常緑広葉樹の原始林。木漏れ日がさす遊歩道は落ち葉を敷き詰めたようで、見上げれば木々が赤や黄に色づき輝いています。

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『奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき』ここを歩くと、猿丸大夫の歌を思い浮かべずにはいられません。途中、滝坂妙見宮の奥の院まで急な石段を上がってお詣り。奈良奥山ドライブウェイに出て若草山山頂まで歩きます。すれ違う人も数えるほど。

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若草山山頂に着くと、少し賑やかに。山頂は遮るものがないので、遠くまで雄大な景色が望めて開放感抜群の気持ち良さ。向こうに見える山の中腹には霞がたなびいて、『大和は 国のまほろば たたなづく 青垣山ごもれる 大和し 美し』。


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山頂の鹿さんたちはお昼寝タイム。

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ベンチに腰掛け景色を眺めながらお弁当を。そのあと若草山を下って手向山八幡宮へ向うと、月次祭のあと雅楽が演奏されていました。東大寺大仏殿の中門前の人波をかき分け、春日野園地の紅葉と鹿を愛でながら吉城川沿いを歩いて、三社池前で休憩。

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これにて今年最後の紅葉狩りは滞りなく終了。6時間ちかくの野外活動に、日焼けでお顔がヒリヒリ

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| ◇奈良 | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋の奈良ハイキング

紅葉は見たいが人混みは避けたい、ということで奈良へ。奈良は市内の人気スポットを外すと、どこも意外と空いてますからね。

こんなときよくお世話になるのが、近畿日本鉄道の提供する『てくてくマップ』。ネットでもダウンロードできますが、駅に置いてあるA3サイズが見やすくて便利。今回は、その中から『歴史の道 ウワナベ古墳・秋篠寺コース(約9km)』を歩きます。ウワナベ・コナベ古墳や平城宮跡の北に広がる大小の佐紀盾列古墳群を巡って、秋篠寺から西大寺に至るアップダウンのほとんどない楽々コースです。

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不退寺が右手に見える頃には、近くにだーれもいません。街中をちょっと離れただけなのに、いきなり古墳時代にスリップ。遥か古よりずっとそのままのような詫びた風情の遊歩道 “歴史の道”を辿りながら陵墓に手を合わせ、とにかくてくてく。

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ウワナベ古墳

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仁徳天皇皇后 磐之媛命 平城坂上陵

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平城宮跡 復元された大極殿と、大正天皇の高御座を模したもの

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秋篠寺

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西大寺

時々迷子になったり寄り道したりするので、いつも予定時間をオーバー。スマホの万歩計では、この日の歩行距離18km・歩数26000歩。あれっ、コース表の倍なんですけど

新大宮駅→ウワナベ・コナベ古墳→平城宮跡→秋篠寺→西大寺→大和西大寺駅
※古墳・陵墓が多すぎて写真割愛。

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石上神宮 奈良うまし夏めぐり

どう見ても若冲の絵のモデルとしか思えないオトコマエなニワトリがずっと後をついてきます。何か言いたげにじっと見るので、拾った落ち葉で鶏冠やほっぺ、首回りや胸辺りをナデナデ。

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あなたは誰? 誰の生まれ変わり!?

こちらは奈良 天理、石上神宮。石上と書いて『いそのかみ』と読むのは、かつて大きな湿地帯だった大和盆地の渚に祀られていたからとか。『いそ』とは『磯』の意味だったんですね。

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境内にはニワトリがいっぱい。あちこちからコケコッコーが響き渡ります。

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今から2100年前、第十代崇神天皇の御代に創祀された日本最古の神宮のひとつ。(訂正:あとで熊野本宮大社の御守の入っていた袋を見ると、平成30年 創建2500年と書いてありました。) 饒速日命を祖神とする物部氏の総氏神であり、大和朝廷の武器庫だったということです。また御祭神が少し変わってます。三柱の神様は、記紀に記されたご神剣。

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奈良 うまし夏めぐりに申し込み、8時半から国宝の拝殿で朝拝に参加し祝詞を奏上。この日は私ひとり。そのあと若い神職の方からゆっくりお話を伺いました。

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ひとしきりニワトリと戯れたあとは、天理のお気に入りスポット、中西ピーナッツに寄って爆買い。

最後に奈良国立博物館で『いのりの世界のどうぶつえん』と『法徳寺の仏像』の展示を観覧。4時過ぎに博物館を出ると、夏の期間限定夕方からの珍現象・鹿だまりはまだできていませんでした。

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↑友人からの提供画像

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令和の夏

1年2ヶ月ぶりにサラリと再開。心に残ったことだけ記します。

7月末のとある猛暑日、奈良の御杖村へ。第11代 垂仁天皇の皇女 倭姫命が天照大神の御神霊をお祀りする大神宮の候補地を探し求めこの村をを訪れた際、その印として自らの「杖」を残したという伝説が残ります。 

梅雨が明けて一番に出会いたい初夏の花「半夏生」。そのダイナミックな群生を見に、大阪から2時間以上車を走らせ、御杖村にある岡田の谷の半夏生園に。既に見頃は終盤。先客は1名のみで貸し切り状態。

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ランチは車で20分ほどの曽爾村の曽爾高原ファームガーデンで。ついでに隣接する温泉 お亀の湯にも浸かります。露天風呂から眺める景色が最高。遠くなければ何度でも行きたいですけど。

最後に宇陀市榛原に立ち寄り篠畑神社へ。こちらは倭姫命の巡幸地ということで元伊勢と呼ばれる神社です。

篠畑神社2

篠畑神社1

元伊勢参拝は、福知山の元伊勢三社と大神神社の摂社 檜原神社に次ぎこちらで3社目。6月に神社検定を受けるにあたり勉強するほどに興味が尽きず、元伊勢めぐりもその産物。少し雨に降られただけでしたが、家に戻れば奈良に大雨警報が。

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ムジークフェストなら 2018 信貴山 朝護孫子寺

朝護孫子寺の駐車場に着いたあたりから雨足が強くなり、ボランティアの方に案内いただきながら拝観しているときにはザーザー降り。本堂からの眺めは特に素晴らしいとのことでしたが、残念ながら何も見えません。この日は塔頭のひとつ、成福院の大広間でクラシックコンサートを。

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舞台後ろの板張りの壁に反射して広間に広がる音色は、湿度を帯びてキンキン響き、折角の演奏がちょっとお気の毒。コンサートが終わり、帰る頃には雨は小止みに。若い頃、山歩きのついでに立ち寄った記憶はあるけれど、こんな大きくて立派なお寺だったとは。近いうちにお天気の良い日を選んで、もう一度ちゃんと参拝させていただくことにいたしましょう。

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ムジークフェストなら 2018 JAZZツアー

なんて魅力的な催しでしょう! 28日間にわたり、奈良県中のあちらこちらで開かれる有料無料のジャズやクラシックのコンサート。今年で7回目というのに、これまで一度も参加していないなんて・・・悔やまれます。

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なかなかの競争率らしいけれど、今年はビギナーズラックでしょうか、JAZZツアーと信貴山朝護孫子寺が当たりました。特にこのJAZZツアーは、貸切バスで3ヶ所を巡り、それぞれの場所で1時間のコンサートを楽しむというもの。しかも、寺社では拝観ガイドまでついてかなりお値打ち。なのに、食事代と拝観料と3ヶ所目の奈良ホテルバーでの1ドリンク(スナック付)以外、バスもコンサートもすべて無料。近鉄桜井駅に着くと、お迎えのバスが待ってました。

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大神神社でのコンサートは、秋田慎治さんのピアノがオシャレで、長谷川恵美さんのヴォーカルも秀逸。大変盛り上がりました。少し早めの黄昏ディナーは、予約していた菊水楼の洋食レストランでちょっぴり優雅に。朝7時過ぎに家を出て夜11時前に家に帰るまで、丸1日ムジークフェストならを満喫。主催者と音楽家とボランティアの皆さまに感謝。

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明日香の春

故郷でもないのに、ふと思い浮かぶ景色は、明日香の山里と広い空。春を探しに、ひとりフラリと車で向います。いつも休憩に利用している奈良県立万葉文化館では、初めてじっくりと展示を見学。そのあと石舞台へ。

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奈良うまし冬めぐり 橿原神宮

サラッと奈良・葛城の當麻寺 中之坊と伽藍堂塔を拝観したあと、初めて橿原神宮へ。神武天皇陵辺りからただならぬ霊気が。

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なら瑠璃絵 2018

奈良国立博物館に行ったあと軽く腹ごしらえしてから、奈良公園周辺で開催されているしあわせ回廊・なら瑠璃絵へ。

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東大寺→奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~→奈良公園バースディ花火→春日大社の順に。

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