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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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千里 桜ウォッチング

日に日に桜の開花が進んでいます。焦ってみても、桜は待ってくれません。とりあえず開花状況を確認しようと、ワンコを連れて自宅周辺へ桜ウォッチングに。

千里の桜 3千里の桜 4
         千里さくら通り        新千里南町天竺川沿い           
千里の桜 1千里の桜 2
      津雲台              北千里

日当たりの良い場所では、ほぼ満開。 さん、どうぞゆっくりお願いします

| ◇北摂 | 01:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新薬師寺・白毫寺 桜と椿

本日は花曇り。朝もやの中、車で奈良へ。ならまちにあるなら工藝館のギャラリーで開催中の仏画展が目的ですが、その前に、氷室神社の満開の枝垂桜を車中よりチラリと横目に、まず新薬師寺へ。
新薬師寺

恥ずかしながら、ずっと西の京の薬師寺と姉妹寺かと思っていました。それが全く謂れの違うお寺だと知ったのは数年前。こちらは、奈良時代、聖武天皇の病気平癒を祈願して、お后の光明皇后が創建されたお寺だそうです。

見どころは、何といってもご本尊の薬師如来を取り囲む国宝の十二神将(うち波夷羅像は補作)。像の高さは160cm前後で、八頭身の細マッチョ その躍動的なポーズと表情がカッコイイ  当時は、紺丹緑紫の配色で濃淡をつけて立体的に見せる繧繝彩色(うんげんざいしき)がほどこされ、鮮やかでより迫力があったようです。これが塑像とは思えません。

そこから歩いて20分、高円山麓の見晴らしの良い高台にある萩で有名な白毫寺へ。元は天智天皇の皇子、志貴皇子の山荘跡をお寺とし、その後鎌倉時代に再興されたということです。 この時期、石段の両脇は椿のお花。風情ある山門をくぐって石段を登りきると、右手に五色椿が咲いています。でも残念ながらきれいに掃き清められて、散り椿はほとんどありません・・・

白毫寺1     白毫寺4
 白毫寺3 白毫寺2

ご本尊の阿弥陀如来や閻魔王にお参りして、来た道を戻り志賀直哉旧居前を通って、次はならまちへ。本日のランチは、粟ならまち店で大和伝統野菜を使ったミニコースを。飛び込みなのに運よく席に着くことができました。少量ずづですが品数が多く、珍しいというだけではなくて底味がしっかりしているので味わいがあります。ガッツリ派にはちょっと物足りないかもしれませんが。

ギャラリーの仏画を鑑賞して、その後、奈良公園の浮見堂に寄って桜を眺めほっこりしてから、早めの帰路につきました。

浮見堂

| ◇奈良 | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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春に想う

週明けは少し冷え込んでいますが、関西でも処によっては桜がちらほら。

願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ

この歌を詠んだ西行法師は、陰暦の二月十六日に入寂。新暦にすると、今年は3月27日。

あさって27日は満月です。母が亡くなって、ちょうど6年が経とうとしています。

| 未分類 | 19:43 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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いよいよ医療相談室が開設されます!

この春、ついに千里ペインクリニックの医療相談室がスタートします。 『がん難民を出さない』 という強い信念をもって、在宅緩和ケアを推進してこられた松永美佳子院長が、直接患者・家族の方々のお悩みに応えてくださいます。

医療環境はどんどん変化しています。進化しつつも、一方では悪化しています。昔の常識が、今や非常識となっていることもありますね。突然がんを告知されて途方に暮れるとき、無料で相談できて情報が得られるところがあれば、随分救いになると思います。

特に地域で、高齢者や独居者の相談窓口となっている社会福祉協議会の方々や、介護支援のスペシャリスト、ケアマネージャーの方々には、是非一度こうした活動をご覧いただき、支援の一つの方法としてお役立ていただければと考えます。

 
『 ドクター松永の医療相談室 』 ご案内

開院以来、900人余りのがん患者さんのご自宅を訪問して緩和ケアを行いながら、外来では1万人余りの患者さんに痛みの治療を行なってきた千里ペインクリニックの松永美佳子院長が、がんになっても自宅で過ごすための方法や、クリニックでの治療について、わかりやすくお話します。

「がんと言われたらどうしたらいいの?」と戸惑う患者さんや、ご家族
「治療しながらお家で過ごすにはどうしたらいいの?」と不安な方
「ペインクリニックってどんな治療をするの?」と詳しく知りたい方
「膝や腰が痛くて辛いのだけれど、どうしたらいいの?」とお悩みの方
また、そのような患者さんを支援するケアマネージャーさんや看護師さんなどのコ‐メディカルの方を対象としています。

個別のご相談*もお受けします。
ご家族で、またお友達を誘って、お気軽にご参加ください。

場所 : 千里ペインクリニック 地下多目的ホール
      (大阪モノレール 少路駅より徒歩1分)
日程 : 午後1時30分~午後3時
      3月30日(土)                 
      4月13日(土)、27日(土)
      5月11日(土)、18日(土)
      (日程が変更になる場合がありますので、お電話でご確認ください。)
定員 : 先着順 30名 参加無料

※個別相談をご希望の方は、受付もしくは事前にお電話でお申し込みください。
 (個別相談は1日2~3名、お申し込み順となります。)

≪お申し込み・お問い合わせ≫
医療法人永仁会 千里ペインクリニック
〒560-0004 大阪府豊中市少路1-7-18
Tel 06-6856-1371

| 千里ペインクリニックより | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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千里万博公園 梅林は今が見頃

この時期、毎年出かける万博公園の梅林。まだ風は冷たいけれど、赤・白・ピンクの梅が咲き揃いました。

万博公園 2013

万博公園 しだれ梅

特に東屋横の大きなしだれ梅は、お椀を伏せたような美しく整った枝ぶりが見事です (ないですけど ) 。満開になると色褪せてしまうので、今が一番の見頃でしょうか。

| ◇北摂 | 11:01 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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京の冬の旅 vol.4 & 特別展 日本画 こころの京都

本日も引き続き晴天。こんな天の恵みを無駄には出来ないと、電車を乗り継ぎ京都・今出川へ。この冬行きたかった非公開文化財特別公開の最後の寺院、大聖寺を拝観します。暖かくなると人出も多くなり、街の様子が変わりました

大聖寺

こちらは、室町時代に足利義満が造営した 「花の御所」 跡に建つ尼門跡寺院で、 「尼門跡第一位」 の綸旨を受け、 「御寺御所」 と呼ばれてきた由緒ある寺院。何と27年ぶりの公開だそうです。本堂は東京の青山御所から移築された建物で、 「貴人の間」 の障壁には金地に華麗な瑞鳥瑞花が描かれ、優雅な源氏物語図屏風が飾られて、正面には時節柄、涅槃図が掛けられています。

「宮御殿」 と呼ばれる書院には、江戸後期の絵師・望月玉川が描いた襖絵の奥に、明治天皇の御椅子や香淳皇后ご愛用の御所人形など。やわらかい金彩に囲まれ、愛らしい鹿や鶴の絵を見ながら、皇女様方は外にお出になることもなく、ずーっとこちらでお過ごしになられたとのこと。

枯山水のお庭は、まだ椿が咲き始めたばかり。高貴な方々の目線の先にも、同じ椿が咲いていたのでしょうか。

その後、京都御苑を通って、途中梅林で休憩。こちらの梅は6・7分咲きで、満開まであと少し。次は京都文化博物館を目指します。

京都御苑

今回は、現代画家に依頼して京都の風景を描いた100点の新作日本画シリーズ 「こころの京都百選」 が完成した記念の特別展です。4階は有名どころのため息ものがズラリで、いきなりが円山応挙、六曲二双の 『京名所図屏風』 。特に嵐山あたりの描写が秀逸! 近くで目を凝らして見ても、離れてじっくり見ても惚れ惚れします

あと野村文挙の 『嵐山・高雄図屏風』 、速水御舟の 『洛北修学院村』 、下村観山の 『嵐山・加茂川』 などが私の好み。ですが、本日の一枚は、呉春の孫弟子、塩川文麟の 『鴨川送火図』 でしょうか。大文字の山を背景にして、集まった人々の喧騒とは裏腹に、街の灯りなのか、薄暮なのか、静寂を湛えた鴨川の水面に反射してほんのりと光って見える景色。画家が眺めていたリアルな景色を同じように眺めているような、妙な錯覚に陥ります。

帰り、近くの亀末廣でお干菓子の京のよすがを、久々に逢う旧友らのために買い、夕闇迫る京都を後に、家路を急ぎました。

| ◇京都 | 07:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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この梅の花のように・・・

先週末のポカポカ陽気で、一斉に梅が満開になりました。

服部緑地の梅園

ここは大阪、服部緑地のちっちゃな梅園。
2日前は7・8分咲きだったのに、蕾は遅咲きの紅梅のみ。
若枝を青空に向かって真っ直ぐに伸ばしています。

服部緑地の梅

『 梅は寒苦を経て清香を発す 』 ・・・ この言葉が、好きです。

今日で東北大震災から2年。
日本中の、いえ世界中の祈りが、被災地に届きますように。

| ◇北摂 | 19:01 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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東大寺二月堂 修二会(お水取り) 2013

関西では、「3月というのにまだ寒いわ~」 と言うと、 「お水取りが済むまではね」 と返されます。それほど生活に浸透した季節の行事であるにもかかわらず、実際見に行ったことのある人は、割と周りには少ないです?! 毎年TVのニュースや、たまに特集番組を見るぐらいでしたが、今年は意を決して出掛けてみることに。

出来るだけ混雑を避けようと、4日の月曜日、19時から始まるお松明を見に行きます。とりあえず前日、東大寺二月堂の修二会についてちょっとだけ学習。東大寺を開山された良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)により創始。今年で1262回を数え、一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきた 『不退の行法』 であるとのこと。心して、時代の証人になるとしましょう。

車で奈良に到着したのが1時過ぎ。駐車場はまだ余裕です。若草山を正面に眺めながら、依水園の前を通って奈良公園に。ゆるやかな坂道を歩いていくと二月堂が見えてきます。

二月堂

二月堂 南正面 二月堂 北側石段下

思ったより小ぢんまりした建物です。しかも拝観席は急斜面で狭い! なるほど、これじゃ混むわけですね。石段を上がって二月堂の正面舞台に行きお堂の中を覗くと、 ’さしかけ’ を履いた練行衆が、カタカタと音を立てながら内陣に入っていかれました。外では法被(はっぴ)を着た童子の方々が忙しげに作業されています。

下見を終えると、次は予習を兼ねて奈良国立博物館へ。展示物をさっと見て、VTR(20分)をじっくり見るのがお勧め。その後、興福寺境内を抜けて猿沢池を横目に、もちいどの商店街へ。お目当ては、萬々堂通則の糊こぼし。二月堂の仏前を飾る椿の造花を模した可愛い和菓子で、お箱も椿が描かれていてとっても素敵です。

最後に腹ごしらえを。駐車場から一信号北に行ったところにある吉野本葛で有名な天極堂へ。しっかり食べてよーく温まったところで、再び二月堂を目指します。

二月堂 17:00 二月堂 17:20 
二月堂 17:25 二月堂 18:00

まだ人はまばらです。中央最前列に座って陣取ること1時間。その後は正面を向いて立って待ちます。火の粉対策に百均のフード付きレインコートを。大き目のタオルなんかもいいですね。カメラはストロボ撮影NGなので、よく確かめておきます。

そして1時間後、いよいよお松明が始まりました。北側の登り廊を明るく染めながら上ってきたお松明は、赤々と燃えながら闇を照らして、舞台の北側から南側へ、火の粉を振り落としながら1本ずつ移動していきます。

お松明1
お松明2
お松明3

目を見開いて夢中で炎を追いかけます。大声を上げたり拍手したりしてはいけません。これは、確かに厳粛な行です。炎に、また降りそそぐ火の粉にも、祈りのようなものが見えます。お松明は、最後に南の端で何度も振り回されて、火の粉がまるで滝のよう。10本のお松明の火が消えました。その間、約20分。帰りにお松明の燃え残りをいただきます。

深い闇に包まれて、急にひっそりとなった二月堂。お堂の中では、これから夜中まで行法が続きます。

帰宅後、早速熱いお茶をいれて糊こぼしをいただきました 優しいお味です。

糊こぼし


今回、初めてにしてはなかなかスムーズに拝観できました。時間配分はだいたいこんな感じ↓

1.13:30 奈良到着。奈良県庁の東側にある登大路観光駐車場(南)に車を停める。
2.14:00 東大寺二月堂を下見。
3.15:00 奈良国立博物館 特別陳列 『お水取り』 で、ささっと予習。
4.15:45 もちいどのセンター街にある和菓子屋・萬々堂通則でお土産の糊こぼしを買う。
5.16:15 駐車場に寄って防寒対策をした後、天極堂で食事。 
6.17:00 東大寺二月堂到着。拝観場所を確保し、ひたすら待つ。
7.19:00 お松明始まる。
8.19:20 お松明終了。燃え残りを拾ってから、再び二月堂に上がる。
9.20:00 全予定終了。



※ 火の粉をたっぷり浴びたいなら、前列の両端がお勧め。特に南の端は盛大に落ちてきます。
※ ベストショットを狙うなら南側の石段あたり? 拝観席前列は竹の柵が邪魔になり 全景が写せません。カメラはもちろん三脚NGです。望遠で撮るなら第2拝観席から。

| ◇奈良 | 20:32 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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あるがん患者家族との往復メール

これは、偶然ブログを通じて知り合った方との往復メールです。

がんが進行して自宅に戻ることを選んだお父様を、初めは戸惑いながらも懸命に支え、やがて最期のときを迎える様子が綴られています。住み慣れた家で、互いを気遣う父娘の、悲しいけれど優しさに満ちた時間が、きらきらとした言葉で語られていて、心打たれました。

長くなりますが、すべての人に、ぜひ最後までお読みいただきたいと思います。



    

まつよいぐさ様

こんにちは。

私は、玉三郎さんのファンで
「まっぴら御免なすって」というブログをやっております
桔梗と申します。

昨日はコメントをいただきまして
どうもありがとうございました。

コメントのお返事で中途半端なことを書いてしまって
大変失礼いたしました。

ちょうど、昨日、まつよいぐさ様のブログを拝見して
玉三郎さんの舞台の感想に共感しつつ
何気なくほかの記事一覧を見て
えーっ、と目が釘付けになりました。

実は、私の父は、大腸がんなのですが
抗がん剤も、もう限界になってしまって
やはり入院するよりも家にいたい、ということで
今、私が、父と同居し、食事など身の回りのことを
やっているという状況です。

この先、在宅でケアがちゃんとできるのか
得体の知れない不安がどっと押し寄せてきて
途方に暮れて、また、弱っていく父を見るのが
可哀想で辛くて、ここ数日、涙にくれていたところでした。

そんなときに、お母様を介護され、お家で看取られた、
まつよいぐさ様の記事を拝見し、とても励まされました。
車の中が涙の捨て場、という言葉は本当によくわかります。
私も、夜、一人になると涙が溢れてきて
どうにも止まらなくなってしまいます。

やはり同じ経験をされたまつよいぐさ様の言葉は力強く
心に響き、また具体的な方法などのアドバイスもありがたく
とても参考になりました。
こういうテーマのブログの重要性を痛感しています。

私は、まだ、介護保険の申請をしたところで
来週にはケアマネージャーさんが決まり
これから打ち合わせをすることになるのですが
父の具合はあまり良くなく、心配ばかりの毎日です。
姉が近くにいるので、たまに来てもらって
玉さんなどにも出かけることはできるので
まだ救われています。

この先、どんなことが待ち受けているのか。。。
今は不安でいっぱいですが
でも、玉三郎さんに元気をもらいながら(笑)
何とか乗り切っていきたいと思っています。

こちらのブログを拝見することができて
本当に良かったと思っています。

まつよいぐさ様の経験談や病院の情報などで
救われている方はきっとたくさん、いると思います。
これからも、ブログを励みにさせていただきます。

どうもありがとうございました!

桔梗
(6月19日)

桔梗さま

こんばんは。
ご丁寧にお返事いただきありがとうございます。

ブログ拝見して感心してしまいました。
伯母が玉三郎さんのことを、あれやこれやと尋ねるので
色々検索しているうちに辿り着いたんですよ。

ところで、お父様のこと本当にご心配でしょう。
大変お辛い状況でいらっしゃいますね。

私も経験上、容易に想像できるのでもらい泣きしてしまいました。

お父様は在宅で緩和ケアは受けておられるのでしょうか?
とにかくまず我慢せず痛みを取ってもらうことが何よりです。

信頼できる医療機関と出会っておられるとよろしいのですが。

在宅となると、確かにご家族の介護力を必要としますので、
病院より負担が大きいかもしれませんが、やはり住み慣れた家で
出来るだけ普段通りの生活をされるのが、ご病人にとっては
一番だと思うのです。

でも普段通りといっても、ご家族にとっては毎日が死に物狂いでしょう。
胸中お察しいたします。

ケアマネが決まれば、ちょっと安心ですね。
とても親身になってくださいますから、何でも相談されるとよいと思います。

もしそれで余裕がお出来になりましたら、どうぞお父様といろんなお話を
なさってください。
今まで聞きそびれてきたこと、例えば・・・どんな子供時代だったのかとか
若い時は何をしていたかとか、お母様との出会いとか、
何が好きで何が嫌いだとか、一番楽しかったことや怖かったこととか。

そうして温かいご家族の時間を大切になさってくださいね。

私の拙いブログが少しでもお役に立てたなら、こんな嬉しいことはありません。
またコメントorメールお待ちしております。

まつよいぐさ
(6月23日)

まつよいぐさ様

温かいメッセージをありがとうございます。
 
まつよいぐささんの優しさが身に沁みます。
私のメールにもらい泣きしてくださった、というのを読んで
また、私も泣いてしまいました(すみません泣いてばかりで)。

私ごとで恐縮ですが、3年前に母が亡くなり
その年に、父の大腸がんがわかり、3回の手術を経て、治療を続けてきました。
昨年から通院で抗がん剤の点滴(父の希望により)をしていました。
でも、薬が強くなってから副作用が激しく、体力がみるみる低下してしまい
抗がん剤を止めることにしたのですが、今、どうすることもできず、
家で過ごしている状態です。
圧迫感やだるさのために寝ていることが多くなりましたが
痛みがないのが救いといえば救いです。
 
在宅看護や往診の病院についても
まつよいぐささんのブログの「末期がんの方の在宅ケアデータベース」を
拝見したおかげで、近くにいい病院があることがわかり
今度、ケアマネージャーさんと打ち合わせをするときに
その病院からの往診や訪問看護を頼めるかどうか
聞いてみようと思っています。

今まで、どうすればいいかわからずに閉ざされた世界で
ただ悲嘆に暮れていたのですが
まつよいぐささんのブログをきっかけに世界が開けて
いろいろ方法はあるし、父のためにやらなければいけないことは
この先、もっと沢山あるのだ、ということに気が付きました。
たくさんの手がかりを与えていただいて
心から感謝しています。

そうですよね、父とも、いろんな話をして
この先の貴重な時間を大事に過ごしていきたいと
思っています。
やはり、この時期、父は子供の頃のことなど
懐かしんで話すことが多いです。

また、きっと、メールをさせていただくかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。

伯母さまのご質問がありましたら、
玉三郎さんのことは何でも聞いてください(笑)
いつでも何でもお答えいたしますので!
 
お忙しい中、メールをくださって
本当にどうもありがとうございました。

桔梗
(6月24日)

桔梗さま

メールいただきありがとうございます。

本当にお辛いでしょうね。
お母様を亡くされて悲しみが癒える間もなく、お父様のご病気が悪化されて。

でも、今はお父様のために何とかご自分を奮い立たせて気力を振り絞り
今できることを悔いの残らないようにやり遂げてくださいね。

そのためには、まず色々情報を収集しなければ始まりません。
ケアマネが決まるのを待って相談するのも一つの方法ですが、
それ以外にも病院を利用する方法があります。

お父様が入院されていた病院には、たぶん『地域医療連携部(室)』が
あると思います。もしその病院が地域がん診療連携拠点病院であれば、
『がん相談支援センター』があるはずです。

そこでは、ソーシャルワーカーが、在宅で緩和ケアを受けるための
様々な情報を提供してくれるのです。
もし桔梗さんがお住まいの地域に在宅医がいれば紹介してもらえますし、
これまでの治療データなど直でやりとりしてもらえて便利です。

ぜひぜひ、病院のHPで確認してみてください。

残念なことに、病院でこうした情報を患者に伝える主治医が少ないのです。
知識がないのは本当に不安ですから、ちょっとしんどいですが、
主治医任せにせずご自身で動いてみてはいかがでしょうか。

いくつかの選択肢があって備えがあれば、ある程度不安が解消されて
少し心が落ち着きます。
緩和ケアでは、病状の進行に合わせて細かく処方してもらえますから、
むくみやだるさなどもかなり改善されると思います。

ただ地域による医療格差というのがありますので、とにかく信頼できる
在宅医と巡り会われるようお祈りしたいです。

差し出がましいとは思いましたが、私の場合の反省も踏まえて
メールせずにはいられませんでした。

またいつでもメールくださいね。

まつよいぐさ
(6月24日)

まつよいぐさ様

お返事をありがとうございます。

がん支援相談センターのことなど
まったく知りませんでした。
いろいろとありがとうございます。

病院のHPで確認してみたいと思います。
今までパニックで普通に思考できなくなっていたことを
あらためて痛感しています。
自分が戸惑っている場合じゃないですよね。
  
>いくつかの選択肢があって備えがあれば、ある程度不安が解消されて
 少し心が落ち着きます。

本当にそうですね。備えることですよね。
それによって、父が楽になるような方向へと
運んでいくようにしなくては、ですね。

きめ細かく具体的に教えてくださって
重ね重ね感謝いたします。

先ほども、あまりに痩せ細った父の腕を見て
また辛くなっていたのですが、そんなことばかり
言っていてはいけませんね。
   
明日から、問い合わせなど活動したいと思います。

どうもありがとうございました!

桔梗
(7月4日)

まつよいぐさ様

こんにちは。

先日は、コメントをありがとうございました。
 
父は、あれから在宅診療してくださる病院に
(まつよいぐささんのデータベースで見つけた病院です)
一週間、入院しまして、ポートで点滴をするようになり
6日に退院しました。

そこの院長さんが直々に、週一回、往診してくださることになり
いろいろと指導や手当てをしてくださるので
私も、だいぶ安心できるようになりました。

そうはいえ、日に日に痩せて、動けなくなっていく父を見ているのは
かなり辛く、でも、父が泣いていないのに私が泣いてはいけないと心に決め、
気持ちを強くして、日々を過ごしています。

毎日、訪問看護の方や、医療用品の配達などなど
人の出入りが激しくなりましたが、かえって人に会って、
プロのみなさんとお話ししている方が気が抜けますね。

玉さんのコンサートも命がけで(笑)
何とか行くことができました。
これだけは行きたいとずーっと楽しみだったので
思いを遂げられて(オーバーですね)ホッとしています。

日々の一歩一歩を、大切にするしかないなと思います。

まつよいぐささんにご心配いただきとても励まされました。
どうもありがとうございました!

桔梗
(7月10日)

桔梗さま

本当に良かったです。ホッとしました。

そうやっていろんな人の支援を受けて、温かい心に触れながら
ありがたいと感謝できる毎日を送ってほしいというのが、
私の願いでありブログの目的でもあります。

いい先生にめぐり会えて良かったですね。
桔梗さんの思いが通じたのですよ、きっと。

ところで、玉三郎さんのコンサートって、なんか想像できません。
白塗りなし? 洋装? ですよね!

11月の旧金比羅大芝居の特別公演は観てみたいですが、
はたしてチケットが手に入るかどうか・・・

どうぞうまく息抜きしながら、お父様の介護がんばってください。
ご自身のお身体も大事にしてくださいね。

また何かありましたら、いつでもどうぞ。

まつよいぐさ
(7月11日)

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旅立ち
どうぞ、こちらをクリックしてください
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桔梗さま

一昨日桔梗さんのブログを拝見して、
お父様がお亡くなりになられたことを知りました。

謹んで心よりご冥福をお祈り致します。

娘思いの優しいお父様だったのですね。
何とお慰めしたらよいかと迷っていたのですが、
こんな時、つくづく言葉は無力だと感じます。

多分桔梗さんを癒せるのは、長い時間だけでは ないでしょうか。

いろいろお辛かったでしょう。
まだこの先悲しみは続くと思います。

でも、娘としてお父様の最期をちゃんと看取られたことは、
きっと桔梗さんにとって、これからの生きる糧になるはずです。

『いつか逢える』、私はそう思ってその時を楽しみに生きています。

残された手続きなどでお忙しいのではないですか。
残暑厳しい折、どうぞお身体を大切になさってくださいね。

これからもブログ拝見します。

桔梗さま
(8月16日)

まつよいぐさ様

メールをありがとうございます。

まつよいぐささんにお知らせをしなくてはと
思っているうちに先にいただいてしまい
失礼してしまいました。

父と自宅で過ごした日々は
かけがえのない時間だったと思います。

まつよいぐささんに在宅ホスピスの情報など
教えていただいたおかげで
最後に出会ったお医者さまに腹水も楽にしていただき
往診もマメにしていただき、本当に貴重な出会いとなり
父も、安心して過ごすことができました。
あの時間がなければ、今、もっと悔いていたと思います。
まつよいぐささんのブログは、とても貴重な内容だと思います。
心よりお礼を申し上げたいと思います。

意識がなくなってから、面と向かってはなかなか
言えなかったことを、父の耳元でずっと語りかけていたら
意識のないはずの父の瞼に涙が浮かんできました。
ああ、聞こえているんだ、と思って、
思いの限り、言葉をかけました。
そういう形での心と心の交流もあるのだなと
神様がくれたその時間がとても神聖なものに思えました。

自分にとって、初めて経験することばかりで
とまどいましたが、試練でもあり、また幸福でもあったのだなと
思えるようになってきました。

父のかけてくれた「ありがとう」という言葉を支えにして
これからまた元気に生きていかなくてはと思います。

まつよいぐささんには、私の姉も、とても感謝しております。
本当にどうもありがとうございました。
 
そうですね、『いつかまた逢える』のですね。
それを楽しみに、私も、生きていきたいと思います。

私もまつよいぐささんのブログを拝見させていただきますね。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

桔梗
(8月16日)

桔梗さま

素晴しいメールをありがとうございます。
感動しました!

親身な在宅医に出会われたのは、
お父様が積んでこられた徳のお蔭でしょう。

そしてあなたの言葉は、お父様の ’魂’ が
ちゃんと聞いておられたのですよ。

良かったですね。
桔梗さんは、お父様から最期にたくさんのプレゼントを
受け取られましたね。

どうぞ大事になさってください。

まつよいぐさ
(8月16日)

まつよいぐさ様

本当にありがとうございます。
  
そのように言っていただいて
とても励まされます。
父からのプレゼント、なんですね。
今も、その光景が浮かんでは
涙してしまいます。
 
気持ちの浮き沈みがあって
今日も一日、切なくて沈んでいましたが
まつよいぐささんのメッセージを読んで
気持ちが楽になりました。

前向きに、ですね。
いい思い出を胸に。

どうもありがとうございました。

桔梗
(2012年8月16日)


 

※ 掲載にあたり、快く承諾くださいました桔梗さまに心からお礼申し上げます。

| あるがん患者家族との往復メール | 09:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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