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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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ストラディヴァリウス サミット・コンサート 2013

客席で息を詰めてステージを見つめる中、奏者たちが一斉に弓を動かしました。三世紀以上の時を超えて、ベルリン・フィルの名手たちが奏でるストラディヴァリウス。

艶やかなシルクの上をすべるような、角のない滑らかで優美な音色。柔らかくほのかに温かみのある、たくさんの音の粒子が、密度を変えて輝きながら、空間に流れ広がっていくのが見えるようです。

ここは大阪・中之島フェスティバルタワー2階、この4月、4年振りに新しい姿で戻ってきたフェスティバルホール。四ツ橋筋に面した玄関を入ると、真正面にレッドカーペットが敷かれた重厚な大階段が見えます。それはまるで華麗な舞台のよう。エントランスもホワイエも赤を基調になかなかエレガントな感じで、カジュアルよりドレスアップが似合いますね。

2年振り2度目。7台のヴァイオリンと2台のヴィオラ、それに2台のチェロの総額90億円といわれる11台の歴史的銘器が一堂に揃う至福のコンサート。ストラディヴァリウスが私のスタンダードになってしまうと、他の演奏が物足りなくなるから困ったものです

ストラディヴァリウス サミット・コンサート
モーツァルト:
ディヴェルティメント ヘ長調 KV.138

グリーク:
組曲「ホルベアの時代より」 作品40

メンデルスゾーン:
弦楽のための交響曲 第10番 ロ短調

ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」

堂島川を見下ろすシースルーエレベーターで、フェステバルタワー13階のスカイロビーに行くと、緑に囲まれた屋外デッキに心地いい風が吹いていました。

| クラシック | 13:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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大和文華館&松伯美術館

昨日の続きになります。混み合ってきた霊山寺をあとに向かったのは、車で程近い大和文華館。近鉄創業50周年を記念して蛙股池をのぞむ高台に開館され、平成22年に大規模リニューアル。広い庭園に囲まれた海鼠壁(なまこかべ)の建物は、自然光が射しこむその贅沢な空間で鑑賞するということに価値があるような美術館です。

大和文華館

大和文華館 大和文華館

今回の展示は 『中国陶磁の広がり-愛好・写し・展開-』 。貸切状態だったので、1点1点「肩の丸みが優雅」「胴のふくらみに品がある」「首から口にかけての曲線が繊細」などと、知ったかぶりで批評しながらゆっくり進みます。多分、展示の意味や作品の値打ちは全然理解できていないと思いますが、でも癒されますね~ここにはそんな力があるのです。

次は、学園前駅を越えた大渕池のほとりにある近鉄ゆかりの松伯美術館。お庭に大きな枝垂桜が何本かあるので、一度桜の頃に訪れたいと思いながら、毎年時期を逸しています。

松伯美術館 松伯美術館

今週展示替えされたばかりで、テーマは 『雨の調べ 風の韻』 。上村松園、松篁、淳之と、親子三代のしっとりした作品展です。もう何度も通い、かなり観過ぎている所為もあって新鮮味はありませんが、ものすごく親しみがあります。ああ、また逢えた・・・そんな感じです。

本日の1枚は、淳之氏の 『水辺の朝』 。長旅に出ようとする6羽のシギが、何か決意を秘めたように、今にも雨が降り出しそうなどんよりと曇った空の下、低く列をなして飛んでいます。そして水面に映る鳥たちの影。背景はシンプル、だけど情景が豊かに伝わるモノクロームの世界です。

このあとは、いつものように甘味処のみやけに立ち寄り、ほっと一息。

みやけ2 みやけ1

帰りは久し振りに阪奈道路で生駒山越えして高速代を節約。空気が澄んでいるのか、大阪市内の高層ビルがきれいに見えました。

| ◆奈良 | 18:51 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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霊山寺 バラ庭園

風薫る5月・・・大阪は本日も最高気温30℃の真夏日。暑くならないうちにと、朝から奈良の霊山寺(りょうせんじ)へ。こちらはバラ庭園が有名で、ちょうど見頃を迎えていました。

霊山寺 バラ庭園 霊山寺 バラ庭園

霊山寺 バラ庭園 霊山寺 バラ庭園
霊山寺 ティーテラス 霊山寺 バラ庭園

真っ青な空に、鮮やかなバラが良く映え、甘く優美な香りを放っています。それほど広くない庭園ですが、ティーテラスでローズティーを飲んだり、のんびりお気に入りのバラを探したりと楽しめます。私は、ちょっと渋めの 『ミスティパープル』 と 『ブラックティー』 が好み。

鳥居をくぐって本堂(国宝)に向かって歩いていくと、緑が深くて空気が爽やか。途中 『なんじゃもんじゃ』 の木を見上げていたら、すぐ後に假屋崎省吾さんとスタッフの方々が。長身でスリム、軽い身のこなしで石段を上がって行かれました。明日こちらで、ランチ/ディナー&ショーが開催されるようです。こんなローカルなところで?! 意外です。

霊山寺 鳥居 霊山寺 本堂

霊山寺は天平時代に創建。広い境内には薬師湯もあればゴルフ練習場もあるというのがユニークですね。
霊山寺 ブラックティー

| ◇奈良 | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第十四回 いけだ薪能

18日土曜日、池田・五月山を少し下った池田城跡公園で、恒例の 『いけだ薪能』 が開催されました。運良くチケットを入手、近くで早めの夕食を済ませてから車で会場へ。開演時間を過ぎていたので、公園手前から鼓や笛の音が聴こえてきました。

まだ空は明るく、薄雲がやんわり日差しを遮って格好の日和です。今回は、屋外で上演される薪能。緑に囲まれた池田城跡公園は、コンパクトながら池を配した日本庭園に、池田城を模った展望休憩舎を備えた見晴らしの良い公園です。能舞台は、池田城を背景に池を挟んで特設されています。

いけだ薪能

いけだ薪能

演目は 『源氏供養』 、狂言 『盆山』 をはさんで 『野守 黒頭』 。正直なところ、伝統芸能の中で浄瑠璃の次に馴染みの無いのがお能ですが、たまには高尚なお能にも親しんで、古の人々のように楽しめればと思います。

いけだ薪能 いけだ薪能 

かがり火が灯され、日が沈みあたりが暗くなると、ライトアップされた舞台が闇に浮かび上がり、謡や鼓の音色が響く幽玄の世界。そして見上げれば朧月。

いけだ薪能

いけだ薪能 いけだ薪能

知識が無いのでお能自体の精神性に踏み込むことは難しけれど、この独特な空気感は貴重な体験でした。

| ◇北摂 | 11:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新緑の京都 妙満寺・実相院・瑠璃光院

清々しい晴天が続きます。この恵みをありがたく享受すべく、水曜日は朝から京都・洛北方面へ。名神を走っていても山崎あたりの新緑が眩しくてワクワク まずは岩倉近くの妙満寺へ。こちらは昭和43年に寺町二条から移転されたそうで、新しく整然とした佇まい。山門前のツツジが見事です。

妙満寺山門

妙満寺 妙満寺

次に八瀬の瑠璃光院へ向かう途中、 『実相院へ』 の看板を発見! 秋になると床もみじで有名な門跡寺院ですから、新緑もきっと素晴しいに違いないと急遽立ち寄ることに。

実相院山門

実相院庭園 実相院庭園

この時期、 滝の間の黒光りする床板に写り込んだ青もみじは、 『床みどり』 と呼ばれるんですね。何と美しい響きでしょう(撮影不可)。客殿に描かれた狩野派の絵師による障壁画は、かなり傷んでいるとはいえ雅な昔を彷彿させ、格式を感じます。 

そして、いよいよ瑠璃光院へ。山門前で見上げると、幾重にも青々したもみじが重なり合いきらきらと輝いています。頭上のもみじに目を奪われながら石段を上がり、玄関を通って書院へ。ここから眺める 『瑠璃の庭』 には息を呑みます。

瑠璃光院山門

瑠璃光院 瑠璃光院 臥龍の庭 瑠璃光院 瑠璃の庭 瑠璃光院
   
一昨年錦秋の頃、初めて訪れすっかり魅了されてしまいました。何と言えばいいでしょうか・・・圧倒的な自然美、けれど空気も人も柔らかい、そんな印象です。吸い込まれるような緑のお庭を見ながら、お抹茶を一服。ああ、何という贅沢
  
名残は尽きませんが、今日最終の目的地、京都国立博物館 狩野山楽・山雪の後期展へと急ぎます。前期とそれほど変わってはいないようですが、2度目となると少し印象が違うような。本日の1枚は、山楽の 『山水図襖』 。水平線を高くとった横長の構図で広々とした風景を描き、そこに金泥を掃いた霞がふんわりと架かって、何ともいえない穏やかな空気が漂っています。山雪の 『富士三保松原図屏風』 も和みますね。

今日もいっぱいパワーをいただきました。

| ◇京都 | 19:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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三室戸寺のツツジ

ゴールデンウィークの最終日、満開の便りに誘われて、ツツジを見に宇治の三室戸寺へ。本日は高齢の伯母を連れて朝8時すぎに千里を出発。名神も京滋バイパスもスムーズで9時前には到着、駐車場も余裕でした。

車を降りるやいなや聞こえてきたのは、よく響く澄んだ 『ホーホケキョ』 の声。山門に向かって坂道をゆっくり歩けば、右手向うに斜面一面のツツジが見えてきます。青々した山を背景に、美しく剪定された赤・白・ピンクのツツジが鮮やかに咲き誇り壮観! 

三室戸寺 つつじ

さすが、5千坪の庭園に2万株という関西屈指の名所、スケールが違います。

三室戸寺 つつじ 三室戸寺 つつじ
三室戸寺 つつじ 三室戸寺 つつじ3

お花は8分咲きといったところ。でもこれくらいの方が、表情があって爽やかですね。お庭には茶店もあって、ツツジを見上げながらちょっと一服。この端っこあたりがビューポイントのようで、カメラマンが集まっています。

急な階段を上って本堂にお参り。可愛いストラップ型のお守りも見つけました。

三室戸寺 本堂 三室戸寺 お守り

石楠花園は、深紅の石楠花の盛りが過ぎて、遅咲きはまだ蕾です。ツツジはこれから1週間は見頃でしょうね。そして、6月には1万株の紫陽花が谷間に咲き乱れます。三室戸寺ほど品の良い紫陽花を、私は他に知りません。

さて、次は小腹を満たしに近くの伊藤久右衛門本店へ。まだ11時というのに順番待ち・・・その直後、駐車場も満車に。この後、宇治橋を渡ったところにある宇治駿河屋で 『茶の香餅』 をお土産に買って早々に帰宅。数ある抹茶由来のお菓子の中で、気取らずダイレクトにお抹茶の香りが楽しめる 『茶の香餅』 は、かなりのお気に入り。早速熱いお茶を入れていただきます。

来月も紫陽花見にまた行こうかな~

| ◇京都 | 18:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゴールデンウィークの過ごし方

今年のゴールデンウィークも早前半が終了。毎年この時期は、家族連れのお邪魔にならぬよう目障りにならぬようにと、人混みを避け家にこもってひっそり過ごします。

前もって図書館で、お気に入りのクラシックCDと、美術関連の分厚い本を数冊予約しておいたので、好きな音楽を聴きながら本のページを繰り、時間を忘れて日本美術にどっぶり浸るオタクな日々。

月1回、日本仏教美術にアジア宗教美術、加えて文化財の修復についてという3つの講座を1日に詰め込んでいるけれど、既に頭の中はぐちゃぐちゃに。普段何気なく目にしている文様が、実は古代文化で大きな意味を持っていたというようなお話を聴いたりすると、どうせなら源流に遡って整理してみようと思いつき、無謀にも縄文時代から・・・まっ、あくまでサラッとですけど。

今回は、辻 惟雄氏の著書をテキストに。借りた本はどこか油っぽい匂いがして苦手でしたが、買えばすぐに書棚がいっぱいになるので、そうも言っていられません。気になるときは手袋をはめることもあります。

もう5月ですね。今日から電気代も値上げとか。テレビを消して、明るい窓際で読書するのは一番のエコで経済的 なんですが、カラダもエコすぎて運動不足。ゴールデンウィーク明けがコワイ!!

それにしても、いつになったら縄文時代から現代に戻ってこられるでしょうか・・・

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