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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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おお宝塚! 愛しのベルばら

特にフアンというわけではないけれど、たまには乙女チックなのもいいかなと、土曜日はご招待で宝塚大劇場へ。宝塚歌劇は今年で100周年とか。かつて一世を風靡した『ベルサイユのばら』がリニューアルされ『オスカル編』として再演中。

ベルサイユのばら

まずは宝塚ホテルの中庭を望むラウンジで、ライスシャワーの祝福を受ける新郎新婦を何組か眺めながら、アフタヌーンティーセットでゆるりと。そのあと早めに大劇場へと向かいます。

宝塚大劇場宝塚大劇場

開演前に100周年を記念した特別展示『宝塚歌劇の殿堂』も覘いてみました。歴代宝塚トップスターの顔写真がズラリと並んでいて、妙に懐かしく盛り上がります。舞台衣装もきらびやか。羽を背負いシャンシャンを持って虹色の階段の前でタカラジェンヌ気分を味わう体験コーナーもあって、この際だからと調子に乗りポーズを取って写真に納まります(が、もちろん公開は致しません)。

宝塚歌劇の殿堂宝塚歌劇の殿堂

幕が上がりました。レトロで安心の昭和な音楽、可愛くキラキラしたデコラティブな舞台。私たち世代にはちょっと気恥ずかしい少女漫画のストーリーでしたが、何と不覚にも二度ほどウルウル。特に宙組トップスター・凰稀(おうき)かなめさん演じるオスカルが、ペガサスに乗って空を飛ぶ場面は本当に華麗で素敵でしたねぇ。

そして「愛、それは甘く~ 愛、それは強く~」と、お馴染みの歌が流れる頃には、すっかりオスカルの魅力にハマっていました。さすが『ベルばら』、想定外の楽しさです 初演以来長きに亘り人気があるのも頷けます。

そういえば、社会に出たばかりの新入社員時代、初めての社員旅行で余興の出し物が、当時一大ブームを巻き起こした『ベルサイユのばら』。台本を作り合宿してまで練習し、当日はバリバリのアイメイクで皆を驚かせましたっけ。何であんなに夢中になれたのでしょう、熱い時代でした。
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| その他♪ | 06:58 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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勧修寺の杜若 & 京博『南山城の古寺巡礼』・並河靖之七宝記念館

予報が外れて薄雲が広がる先週の水曜日は、京都・山科にある睡蓮の名所、勧修寺へ。こちらは勧修寺と書いて「かじゅうじ」と読む、醍醐天皇が創建された格式のある門跡寺院。でも周辺の地名は「かんしゅうじ」なんですね。

境内の西側に氷室の池を中心とした勧修寺氷池園と呼ばれる池泉庭園があり、平安時代には毎年1月2日にこの池に張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占ったと言われているそうです。公開されているのは、この庭園のみ。

勧修寺 勧修寺

門をくぐって進むと、書院の前に水戸光圀公が寄進したと伝えられる灯篭が。その周りを樹齢750年というハイビヤクシンが地面を覆うように低く枝を広げています。池では杜若が見頃とは聞いていましたが、黄菖蒲も咲き揃い、睡蓮も咲き始めていました。

勧修寺勧修寺
勧修寺勧修寺

時々日も射し、青葉が美しい。鷺や鴨、カワセミなど鳥たちも伸び伸び。ここではゆっくり時間が流れているようです。

次に向かったのは、岡崎にある並河靖之七宝記念館。昨年末、京都国立近代美術館で開催された『皇室の名品展』で作品を見て感動、ぜひ春季展に訪れたいと思っていました。

 並河靖之七宝記念館並河靖之七宝記念館

明治時代に万国博覧会などで数多く受賞し、国内外で絶賛された格調高く繊細で優雅な並河七宝は、気の遠くなるような工程を繰り返す有線七宝技法により創りだされています。今回の展示は、下画と小ぶりながら細かな図柄に拡大鏡がほしくなる精緻な作品が中心。

並河靖之七宝記念館      並河靖之七宝記念館

こちらの魅力は作品だけでなく、京町家の建物と、七代目小川治兵衛が手がけた琵琶湖疏水を引いた庭園。池に張り出した応接室でガラス越しにお庭を眺めていると、まるでタイムスリップしたよう。何だかとってもくつろいでしまいます。

そしてこの日最後は、京都国立博物館の特別展覧会『南山城の古寺巡礼』。南山城は京都でありながら、土の匂いがするどこか奈良っぽい風情のお寺が多いところですね。いずれも山に囲まれた仏像の宝庫。奈良国立博物館でお目にかかった仏像も結構あったような。

南山城の古寺巡礼南山城の古寺巡礼
 

このお像は定朝様、あちらは慶派とか、一木造か寄木造かとか、印相は何々とか、聞きかじりの知識を総動員し、勝手解釈しながら鑑賞するのもまた楽し 様々な仏像が立ち並ぶ空間には、静謐な空気が流れています。  

それにしても、海住山寺と酬恩庵(一休寺)の寺宝には惹かれますね。いつか木津川沿いをドライブしながら周辺のお寺巡りをしたいと思いました。

| ◆京都 | 22:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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葛城山 見頃のツツジ

「葛城山ツツジ見頃だって」「ふ~ん」、「行く?」「行く!」と、急遽決まったのは前日の夜8時を回った頃。そこから大慌てで昔の登山靴やリュックを引っ張り出して山行きの準備をし、土曜日は朝6時に家を出発、近畿道・阪和道・南阪奈道と乗り継いで、7時過ぎには登山口にある葛城山駐車場に到着。

いざ歩き始めようとした時、ふと横を見ると、えっ!?ロープウェイが動いている!! 時刻表では9:10始発とあったのに、ピーク時には6時代から操業しているとのこと。ロープウェイ客が来ないうちに自力で山頂を目指すという目論見が一瞬にして消え失せ、軟弱にもそそくさとロープウェイに乗り込みます

ロープウェイを降りて、なだらかな上り坂を10分ほど歩いたら、いきなり眼下に広がるこの景色

葛城山

自然ツツジ園では、一目百万本といわれる真っ赤なツツジが山肌を染め上げて、空の青と深い山の緑とのコントラストが美しい。関西ではこの時期、毎年新聞の一面を飾る圧巻の景色です。見晴台に腰掛けて、降り注ぐ朝の陽射しを浴びながら、飽きることなく一面のツツジを眺め、贅沢な朝食タイムを。
ツツジの間を歩いては場所を変え、またまた飽きることなく眺めます。

葛城山葛城山
葛城山葛城山
 
思い切って来てみて正解! いつまでも名残は尽きませんが、帰りは櫛羅の滝コースで下山。初心者向けとあるのに、段差の大きい狭い丸木の階段が続き、膝や足首を酷使。鈍った身体に容赦のない下りですが、きらきら輝く木々の緑と真っ直ぐな杉木立に癒されます。

葛城山葛城山
葛城山葛城山

登山口に戻る頃には膝はガクガク、時刻は1時前。周辺は人でごった返していました。整理券が配られてロープウェイを待つ人たちが、至る所でお弁当を広げています。一方、駐車場待ちの車も櫛羅交差点までビッシリ ほとんど動いていません。葛城ICからの山麓線もかなり渋滞していました。

3時前には帰宅。ん!?かなり足が重だるい。これも葛城山土産と軽くストレッチした後、荷を解きました。

| ◇奈良 | 06:15 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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山の神仏 大阪市立美術館

「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録10周年記念と銘打った特別展は、吉野・大峰と高野、それに熊野の山岳信仰に関わる仏像や曼荼羅図を展示した、結構地味な展覧会でした。

山の神仏 山の神仏

険しい山が連なる複雑な地形で降水量も多く、容易く人を寄せ付けない厳しい自然環境の紀伊半島は、山間に霊場が点在する関西でも特別な地域。そこここに役行者や弘法大師の足跡が残され、今もなお篤い祈りの様相を呈しています。

大半は、こんなところに連れてこられてお気の毒と同情してしまうような、技巧の少ない素朴で力強い、自然への畏敬に溢れたお像。中には、運慶の弟子・源慶作で、燃え盛る火炎を背にして片足を上げる均整の取れた蔵王権現立像や、修験道の厳しさを伺わせる役行者倚坐像、威厳に満ちた鋭い眼差しの熊野速玉大神坐像など、迫力ある見どころも。

熊野三山は私にとって未開の領域。ですが、両親の都合で出生地は和歌山。しかも数年前、たまたま或る会場で熊野速玉大社の映像を見ていたら霊言が聞こえたということもあって、浅からぬ縁を感じています。

多分、そう遠くない時期に、熊野を目指すことになりそうです。

| ◆大阪 | 15:50 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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知恩院 春季京都非公開文化財特別公開 

若い頃といえば、四条通をブラブラして八坂さんから円山公園を抜け、東山界隈を北に行ったり南に行ったりするのが京都遊びの定番。当時いつも横目で通り過ぎていた、急勾配の広い石段がありました。その先に何があるかなんて知る由もなかった、つい最近まで。

坂の下から見上げると、石段の上には二重屋根の威風堂々たる三門が遠くを見渡すかのようにそびえ立っていました。ここは東山・知恩院。比叡山を下りた法然上人が移り住み、浄土宗の教えを説いたのが始まりとか。幾度も火災に見舞われては、その都度再興され、特に徳川家とゆかりの深い寺院ということです。

知恩院

初めて上がる石段。次に三門の急な階段をロープを握りしめ這うように上っていくと、欄干に囲まれた見晴らしの良い楼上に。そしていよいよ特別公開中の仏堂へと入ります。

屋外の明るさに慣れた目にはちょっと不安を覚えるような暗さです。しかし、やがて暗がりの中から浮かび上がってきたものは、極彩色に彩られた荘厳にして深遠なる仏の世界。思わず息をのみ目を見張りました。天上には天女や迦陵頻伽が優雅に舞い、龍が踊り、麒麟が駆け、飛龍(ヒリョウ=龍になる前の動物)が飛び交っています。柱の人面はこちらを睨み、扉にはマカラ(名古屋城金の鯱のモデル)が。

中央におられるのは、澄んだ面差しの宝冠釈迦牟尼仏像。四方に黄金の光が放たれて、そこだけがほんのり明るく見えます。脇壇には十六羅漢像が並び、手前には三門を建立した棟梁・五味金右衛門(ごみきんえもん)夫妻の小さな木像。

知恩院 三門 (楼上内部)
知恩院 POST CARD より
何という神聖で濃密な空間でしょうか。息苦しいほどの祈りがひしめいて、こちらに迫ってくるようです。

この後、境内をぐるりと巡り、同じく特別公開中の大方丈で狩野派の襖絵を拝観。国宝の御影堂は現在大修理中で、完成は平成30年度末とのこと。

知恩院知恩院知恩院

GWとはいえこの日は平日。お昼頃京都に着いて、まずは岡崎のオ・タン・ペルデュへ。神宮通の赤い鳥居が見える白川沿いのテラス席でランチを。驚いたことに、テーブルにやってきておねだりをする1羽のスズメが。警戒心が強いはずなのに、よほどグルメなんでしょうか!?

| ◇京都 | 19:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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