竹林寺の行基菩薩月命日の法要と往馬大社、佐保川の桜と薬師寺東塔初層特別開扉
3月27日(土)から始まった京都国立博物館の特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」の第一回記念講演会は「鑑真和上の教え」と題した唐招提寺・西山明彦長老のお話。唐招提寺の紹介と、難解な戒律について分かりやすく説明いただきました。
開催前の予習にと図書館で借りた東征伝絵巻が素晴らしく、施入者の忍性さんについて調べていたら、奈良生駒の竹林寺にお墓があるとわかり早速お参りへ。しかも毎月2日にはそちらで行基さんの法要もあるそう。10時を少し過ぎて到着。
お堂にはすでに人が集まり法要が始まっていました。この日は唐招提寺から僧侶が来られています。折角なので、ありがたく後ろで参加させていただき、経本をお借りして一緒にお経を唱えます。それは行基さんの生涯を記したものでした。
ご本尊は行基さんの化身といわれる文殊菩薩。お焼香のあとお堂を出てお墓の方へ移動。僧侶がお経を唱える中、順番にお参りしお線香を供えます。
見上げれば青天に満開の桜。優しさに満ちた何て清々しい時間でしょうか。普段は無住というこのお寺を大事に守りお世話している方々に感謝。このあと桜湯をいただき、気持ちだけお供えを。法話は失礼して、忍性さんのお墓参りに。
次に向かったのは、すぐ近くの往馬大社。生駒山を御神体に、古くから火の神として崇められているようで、七柱の御祭神がずらりと横に並ぶ立派なご本殿です。
地元の方でしょうか。鳥居の前で足を止め、深々と祈りを捧げておられるのを短い間に何人か見かけました。
お昼頃に新大宮へ。佐保川の桜はちょっぴりピークを過ぎていましたが、それでも連なると見応えが。南に向かって、舞散る花びらや花筏に目を止めながらそぞろ歩きを。
ランチは釜飯の志津香へ。待ち時間もなくスムーズで◎
今度は大宮橋まで歩いて再び佐保川の桜を堪能します。人通りもほどほどでのんびり。
そしてこの日最後は薬師寺へ。創建から1300年の歴史を刻む国宝・東塔は平成21年より12年をかけた全面解体の大修理を昨年終了。手元には落慶法要の案内まで届いていたのにコロナ禍で延期、いまだ日程も決まらずという状況。初層特別開扉の案内をいただき参拝に。
大きな駐車場に車が数台。確かこの辺りに数年前までお洒落なレストランがあったはず。先に休ヶ岡八幡宮でお清めをしてから受付に。
広い境内に佇むと、いつもながら晴れ晴れとした心持ちになります。東塔、金堂、大講堂、食堂、西塔、東院堂と一通りお参り。
東塔は、高々と平成の水煙を戴いて、平城京最古の風格で渋く甦っていました。
帰宅後、新聞を広げると今日の運勢は『希望通り物事できる結果よい』。ありがとう、まさにその通りでした。
開催前の予習にと図書館で借りた東征伝絵巻が素晴らしく、施入者の忍性さんについて調べていたら、奈良生駒の竹林寺にお墓があるとわかり早速お参りへ。しかも毎月2日にはそちらで行基さんの法要もあるそう。10時を少し過ぎて到着。
お堂にはすでに人が集まり法要が始まっていました。この日は唐招提寺から僧侶が来られています。折角なので、ありがたく後ろで参加させていただき、経本をお借りして一緒にお経を唱えます。それは行基さんの生涯を記したものでした。
ご本尊は行基さんの化身といわれる文殊菩薩。お焼香のあとお堂を出てお墓の方へ移動。僧侶がお経を唱える中、順番にお参りしお線香を供えます。
見上げれば青天に満開の桜。優しさに満ちた何て清々しい時間でしょうか。普段は無住というこのお寺を大事に守りお世話している方々に感謝。このあと桜湯をいただき、気持ちだけお供えを。法話は失礼して、忍性さんのお墓参りに。
次に向かったのは、すぐ近くの往馬大社。生駒山を御神体に、古くから火の神として崇められているようで、七柱の御祭神がずらりと横に並ぶ立派なご本殿です。
地元の方でしょうか。鳥居の前で足を止め、深々と祈りを捧げておられるのを短い間に何人か見かけました。
お昼頃に新大宮へ。佐保川の桜はちょっぴりピークを過ぎていましたが、それでも連なると見応えが。南に向かって、舞散る花びらや花筏に目を止めながらそぞろ歩きを。
ランチは釜飯の志津香へ。待ち時間もなくスムーズで◎
今度は大宮橋まで歩いて再び佐保川の桜を堪能します。人通りもほどほどでのんびり。
そしてこの日最後は薬師寺へ。創建から1300年の歴史を刻む国宝・東塔は平成21年より12年をかけた全面解体の大修理を昨年終了。手元には落慶法要の案内まで届いていたのにコロナ禍で延期、いまだ日程も決まらずという状況。初層特別開扉の案内をいただき参拝に。
大きな駐車場に車が数台。確かこの辺りに数年前までお洒落なレストランがあったはず。先に休ヶ岡八幡宮でお清めをしてから受付に。
広い境内に佇むと、いつもながら晴れ晴れとした心持ちになります。東塔、金堂、大講堂、食堂、西塔、東院堂と一通りお参り。
東塔は、高々と平成の水煙を戴いて、平城京最古の風格で渋く甦っていました。
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