待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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春の瀬戸内 しまなみ海道の旅(2)


大三島で迎えた2日目の朝は、早めに朝食を済ませ宿を出て、ひと気のない参道を歩いて再び大山祗(おおやまづみ)神社へ。生まれたての穢れひとつない朝に神気が立ちのぼっていました。

大山祇神社

大山祇神社

昨日見逃していたものを隅々まで拝観。

大山祇神社

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大山祇神社

宝物館入口の前には時宗の開祖・一遍上人が奉納したという宝塔が。

大山祇神社

2年前、京都国立博物館の特別展『国宝 一遍聖絵と時宗の名宝』で、一遍上人の生涯が描かれた絵巻に大山祗神社参詣の図がありました。

一遍上人といえば伊予国の河野道広の次男。そこで調べてみると、ご祭神の子孫・小千命(おちのみこと)を始祖とする越智氏から分かれたのが河野氏で、やがて三島水軍を率いることになるのですが、さらにそこから派生したのが村上水軍とのこと。伊予国一之宮・大山祗神社は、河野氏や村上水軍の氏神として崇敬され、中世以降も武士からの崇敬が篤く、奉納されたものは国宝8点・重文682点として残されているそうです。

受付が始まり宝物館へ。エエッと驚くほどの国宝が並んでいます。こんなにじっくり甲冑を見たことありません。それに太刀も。これ、関西なんかで公開したら行列ものですね。

大山祇神社

以前必死でにわか勉強したくせに、今では大部分が記憶の彼方で、少ない知識を総動員してキャプションを読みながら行ったり来たりして時間をかけ色んな角度から鑑賞。ひとり至福のとき。

大山祗神社をあとにして急いで向かったのは、大島にある能島水軍 潮流体験。船に乗り込むと、かつて海城のあった能島へスピードを上げて近づきます。さすが天然の要塞と言われるだけの激しい潮流。船も大きく揺れ、大迫力で思わず声が出て大興奮。

能島水軍潮流体験

能島

能島

能島

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船を下りると、ちょうど向かいが今治市村上海賊ミュージアム。こちらでは水軍とは呼ばず、多様な活動を表現するために海賊(≠パイレーツ)と呼んでいるそうです。

村上海賊ミュージアム

しまなみ海道の能島・来島・因島をそれぞれ本拠とする三家からなる村上氏の系図や、戦国大名との関わりなど興味深く見学。

ここから大島の南に移動し、亀老山展望公園に。 山の上から来島海峡を一望。絶景です。


次に因島に戻り、白滝山へ。駐車場に車を止めて石段を登り頂上に行くと、五百羅漢が海を見下ろしていました。因島村上氏が建立したと伝わる観音堂も。ちょっとした奇観ですね。

五百羅漢

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最後に因島水軍城へ。閉館時間が迫る中、駐車場から息を切らして坂を上がり、ギリギリ滑り込み。こちらは、昭和58年に建てられた全国でただひとつの水軍城で、因島村上氏ゆかりの様々な品が展示されています。

因島水軍城

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因島水軍城

このあと尾道へ。夕食は地元の人が多いお寿司屋さんで。瀬戸内のお魚だけのにぎり寿司を堪能。すっかり暗くなってから千光寺近くのお宿に到着。お部屋の窓一杯に尾道水道の夜景が。旅情にひたりながら2日目を終えました。

尾道

つづく・・・ 
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