醍醐寺三宝院 冬の庭園
1月8日から始まった京の冬の旅で非公開文化財特別公開中の醍醐寺 三宝院へ。
参道を満開の桜が埋め尽くすのはまだまだ先のようです。
三宝院は醍醐寺座主の居住する本坊として醍醐寺の中核を担っている塔頭とのこと。慶長3年に秀吉が催した「醍醐の花見」を契機に復興されています。ご本尊は快慶作の、それはそれは端正でお美しい弥勒菩薩さま。
これまでなら襖絵や仏像ばかりに目がいくところ、今回は庭園をじっくり鑑賞。この日は気圧変化が大きかったようで、寒さが少し緩んだとはいえ風が強く、廊下にいるとすぐに体が冷え切ってしまいますが、その分空気は澄んでいます。
特別名勝庭園は全国で23件、京都は13件。うち特別名勝・特別史跡庭園は全国で6件、京都は鹿苑寺と慈照寺と醍醐寺三宝院の3件。(これは植彌加藤造園の社長、加藤友規氏の講座で習ったばっかり😝) つまり、国宝級ですね。
秀吉が自ら縄張りし3人の庭奉行に命じて修築したというこちらの書院造庭園は、覇者の象徴とされる「藤戸石」を主人石として配し、中央に池を置き3個の中島を設け9橋を架け築山や滝を築き多数の景石を配していて力強くも清雅、その風格はただただ見事という他ありません。
しかし国宝の表書院から見渡すと、藤戸石は亀島の五葉松からちょっと頭を出しているのが見えるだけ。足利義昭から始まって織田信長に豊臣秀吉、次々と覇者が魅了され、運び出しに派手な行列をつくって権力を誇示したという不思議な石。今は池の向こうから静かに見守っています。時々つぶやいています→コチラ
参道を満開の桜が埋め尽くすのはまだまだ先のようです。
三宝院は醍醐寺座主の居住する本坊として醍醐寺の中核を担っている塔頭とのこと。慶長3年に秀吉が催した「醍醐の花見」を契機に復興されています。ご本尊は快慶作の、それはそれは端正でお美しい弥勒菩薩さま。
これまでなら襖絵や仏像ばかりに目がいくところ、今回は庭園をじっくり鑑賞。この日は気圧変化が大きかったようで、寒さが少し緩んだとはいえ風が強く、廊下にいるとすぐに体が冷え切ってしまいますが、その分空気は澄んでいます。
特別名勝庭園は全国で23件、京都は13件。うち特別名勝・特別史跡庭園は全国で6件、京都は鹿苑寺と慈照寺と醍醐寺三宝院の3件。(これは植彌加藤造園の社長、加藤友規氏の講座で習ったばっかり😝) つまり、国宝級ですね。
秀吉が自ら縄張りし3人の庭奉行に命じて修築したというこちらの書院造庭園は、覇者の象徴とされる「藤戸石」を主人石として配し、中央に池を置き3個の中島を設け9橋を架け築山や滝を築き多数の景石を配していて力強くも清雅、その風格はただただ見事という他ありません。
しかし国宝の表書院から見渡すと、藤戸石は亀島の五葉松からちょっと頭を出しているのが見えるだけ。足利義昭から始まって織田信長に豊臣秀吉、次々と覇者が魅了され、運び出しに派手な行列をつくって権力を誇示したという不思議な石。今は池の向こうから静かに見守っています。時々つぶやいています→コチラ
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| | 2022/01/30 23:56 | |