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待宵草の薄暮日記

今は趣味三昧の気ままなひとり暮らし。 覚悟をもって毅然と、でも時には誰かのために熱くなる、そんな日々の徒然を綴っています。

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『曾我蕭白』美術展をはしごする

今日は三重県の津にある三重県立美術館へ。デパ地下で鰻弁当を買って近鉄特急に乗り込みルンルン旅行気分。目的は 『蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち』 展です。

三重県立美術館

昼下がり、美術館に着いて展示室に入ると、私は嬉しさのあまり心の中で小躍りしてしまいました。大きな障壁画がずらりと並んでいて、しかも見るからに尋常ではない作品ばかり。そして来場者といえば、一つの作品をじっくり独り占めできるほど、ま・ば・ら。大阪くんだりから2時間も掛けてはるばる来た甲斐があるというもの!

曾我蕭白は奇想の画家といわれる超独創的な江戸中期の画家。その強烈な個性は好き嫌いの分かれるところです。一筋縄ではいかない不敵な印象。計算されたtoo muchな絵。

私は一つの一つの作品に目を見張りました。今回の展示は水墨画が多かったのですが、それもまた新鮮、よく見かける水墨画の境地とは明らかに違っています。筆致は繊細なのに、表現は激しかったり尖っていたり。濃淡の使い分けが巧みで、彩色しているように感じます。

木や岩が渦を巻いている、人間や仙人たちの顔が不気味、俗っぽく描いて皮肉っている? かと思えば繊細な山水画や畜獣画で唸らせ、ヘン顔の動物たちで笑わせてくれる。挑戦的で、どれをとっても驚きがあって飽きさせない、楽しい、楽しすぎる。曽我蕭白って一体何者なんでしょう。

京都や大阪で開催したなら、連日長蛇の列となるはずなのに、この静けさは本当に贅沢。「土・日は混むのですか?」と係りの方に聞いてみると、「平日でも開館前から並んでおられます。今日もさっきまで団体バスが着いて混んでいたんですよ。今ここにおられる方は、日頃の行いのよろしい方ばかりです。」と言われました。

次は一駅離れたところにある石水博物館へ。こちらでも 『曾我蕭白と伊勢の近世美術』 展が開催されています。

石水博物館 石水博物館

建物の割りに展示室は小さくて、見るべきものは六曲一双の屏風一隻のみ。ここまで来て見逃したら悔いが残りそうだったので、よしとしましょう。

今日はよく歩きましたが、思い切って出掛けて正解でした。
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| | 2012/06/19 22:00 | |















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